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【至急】Google Analyticsの一部データが消失する前に設定変更を

作成者: 原 友香|2018/00/13

 

大幅に変更されたEUの個人情報保護法に対応する為です

 

 

 

Google Analytics(グーグルアナリティクス)はご利用でしょうか

一般データ保護規制よりも大幅に変更されたEUの個人情報保護法に対応しましょう。

データの一部が消失しない設定方法について

また、保持期間が設けらた背景を含めて本ブログで解説致します。

 

   

Google Analyticsとは

まずは、「Google Analytics」とは何かをおさらいしましょう。

Google Analyticsとは、ホームページのアクセス解析ツールになります。
リアルな店舗ではお客様が何人訪れて、どれだけお店に滞在して、そして何を買っていくか…とそういうお客様の行動が目に見えますよね。しかしホームページとなると「どこで」「誰が見ているのか」「どのページが見られているのか」などが何もしなければわかりません。

Google Analyticsは、ホームぺージを見てくれた人が訪問して残した記録を解析して、データ化してくれるツールのことです。

例えばこんなことが分かります。

 

①ホームページへの流入について

 ―どこから、何人の人がホームページにやって来たか
 ―どの広告から何人の人がホームページにやって来たか

 

②ホームページ内の人の動き

 ―どういう順番でホームページの中身を見ているか
 ―どのページから人が出ていくのか

 

③コンバージョンについて

 ―どのコンテンツからお問い合わせにつながったか
 ―どの広告から何件のお問い合わせが来たか
 ―どんなキーワードで検索されるとお問い合わせにつながるのか

 

④訪問者の傾向など

 ―曜日や季節、時間帯などで変化があるかどうか
 

Google Analyticsでは、このようなことが手に取るようにわかりやすくまとめられています。
ホームページが作られるとグーグルアナリティクスでアクセス解析できるようにコードが埋め込まれていることがほとんどではないでしょうか。今までは半永久的にこのデータは蓄積させておりましたが、2018年5月25日を境に「ある設定」をしないと一部のデータが消滅してしまうとグーグルが発表しました。

ホームページから集客する上で非常に大切なデータになりますので、ぜひ皆様ご自身で設定変更をしてみてください。ほんの3分で終わります。ではこれから設定変更の方法をお伝えいたします。

 

一部データが消去しない設定方法

まずは、Google Analyticsにログインしてください。以下の順で設定します。

下記の図のとおり、①→②→③と順番にクリック

次に④→⑤→⑥とクリックして完了です。

 

データの保持期間については、14か月、26か月、38か月、50か月、自動的に期限切れにならないを選択できますが、特に規定がなければ無制限を選択しておくのが無難だと思います。Google Analyticsにログインするとアラートが出ていますが、本記事で紹介したデータ保持については2018年5月25日から有効になります。その前までに設定を完了しておきましょう。

 

データ保持期間が設けられた背景について

なぜこのような新しいデータ保持期間が設定されたか、というとEUが5月25日に新たに施行する法律に対応するためとのことです。従来の一般データ保護規制よりも大幅に変更された個人情報保護法に対応すべく、Googleでも仕様変更が行われています。

アクセス解析データはWeb集客において成功法則を見つける糸口となりますので、ぜひ設定変更をしてみてください。それではまた次回のブログでお会いしましょう。