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【至急】Google Analyticsの一部データが消失する前に設定変更を

執筆者:原 友香

 

大幅に変更されたEUの個人情報保護法に対応する為です

 

 

blog_pic_EU

 

Google Analytics(グーグルアナリティクス)はご利用でしょうか

一般データ保護規制よりも大幅に変更されたEUの個人情報保護法に対応しましょう。

データの一部が消失しない設定方法について

また、保持期間が設けらた背景を含めて本ブログで解説致します。

 

   

Google Analyticsとは

まずは、「Google Analytics」とは何かをおさらいしましょう。

Google Analyticsとは、ホームページのアクセス解析ツールになります。
リアルな店舗ではお客様が何人訪れて、どれだけお店に滞在して、そして何を買っていくか…とそういうお客様の行動が目に見えますよね。しかしホームページとなると「どこで」「誰が見ているのか」「どのページが見られているのか」などが何もしなければわかりません。

Google Analyticsは、ホームぺージを見てくれた人が訪問して残した記録を解析して、データ化してくれるツールのことです。

例えばこんなことが分かります。

 

①ホームページへの流入について

 ―どこから、何人の人がホームページにやって来たか
 ―どの広告から何人の人がホームページにやって来たか

 

②ホームページ内の人の動き

 ―どういう順番でホームページの中身を見ているか
 ―どのページから人が出ていくのか

 

③コンバージョンについて

 ―どのコンテンツからお問い合わせにつながったか
 ―どの広告から何件のお問い合わせが来たか
 ―どんなキーワードで検索されるとお問い合わせにつながるのか

 

④訪問者の傾向など

 ―曜日や季節、時間帯などで変化があるかどうか
 

Google Analyticsでは、このようなことが手に取るようにわかりやすくまとめられています。
ホームページが作られるとグーグルアナリティクスでアクセス解析できるようにコードが埋め込まれていることがほとんどではないでしょうか。今までは半永久的にこのデータは蓄積させておりましたが、2018年5月25日を境に「ある設定」をしないと一部のデータが消滅してしまうとグーグルが発表しました。

ホームページから集客する上で非常に大切なデータになりますので、ぜひ皆様ご自身で設定変更をしてみてください。ほんの3分で終わります。ではこれから設定変更の方法をお伝えいたします。

 

一部データが消去しない設定方法

まずは、Google Analyticsにログインしてください。以下の順で設定します。

下記の図のとおり、①→②→③と順番にクリック

setting_EU

次に④→⑤→⑥とクリックして完了です。

setting_EU_02

 

データの保持期間については、14か月、26か月、38か月、50か月、自動的に期限切れにならないを選択できますが、特に規定がなければ無制限を選択しておくのが無難だと思います。Google Analyticsにログインするとアラートが出ていますが、本記事で紹介したデータ保持については2018年5月25日から有効になります。その前までに設定を完了しておきましょう。

 

データ保持期間が設けられた背景について

なぜこのような新しいデータ保持期間が設定されたか、というとEUが5月25日に新たに施行する法律に対応するためとのことです。従来の一般データ保護規制よりも大幅に変更された個人情報保護法に対応すべく、Googleでも仕様変更が行われています。

アクセス解析データはWeb集客において成功法則を見つける糸口となりますので、ぜひ設定変更をしてみてください。それではまた次回のブログでお会いしましょう。

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廣見 剛利
代表取締役社長

20代の頃から、営業会社の組織を率いるかたわら、営業の重要性を認識しながらも、営業の限界について自問自答をし続ける。30代でCRMとSFAに出会いその限界を打破する光が見えつつも、変革しなければならないプロセスの多さに愕然とする。40代に入りマーケティングオートメーションと出会い、見込み客獲得から、見込み客教育、商談化のプロセスの自動化について体現する。商談化前が自動化されることにより、商談後の生涯顧客価値を最大化させるプロセスの見える化、見える化による再現性のある営業組織づくりを実現。同じ悩みをもつ日本企業の解決策を提供すべく、マーケティングデザインを設立。詳しくはこちら

三宅 毅
CMO(最高マーケティング責任者)
2000年半導体部品メーカーに入社。企画部門にて3次元CADの導入などによる業務効率化を成功させる。その後、CAE専門企業に移り、マーケティング活動全般、2008年Salesforce導入プロジェクトに関わる。マーケティングの可能性を追求すべく、2015年にBtoBマーケティング専門エージェンシーにて、Pardotなどの最新のマーケテイングオートメーションツールの導入や各種業界を支援。2017年5月より現職マックスヒルズのCMOとしてマーケティング活動から、会社の生産性向上などHR部門も統括。また、マーケティングデザインの設立にも携わり、中小企業における人材の育成にもつとめている。 Salesforceの導入事例として関連会社のマックスヒルズで掲載されました。詳しくはこちら
柴沼 潤
データ サイエンティスト

2019年のはじめに入社し、Salesforce のEinsteinAnalyticsを活用した分析業務に取り組ませていただいております。ダブルワークしており、フリークライマーとしての活動の傍ら業務に取り組んでおります。マーケティングデザインでは私が取り組んできた分析業務の活用事例を紹介させていただくことで、営業支援ツールの導入・活用に役立つ情報を提供していきたいと考えております。機会があれば私自身の勤務の様子をご紹介させていただくかもしれません。ダブルワーク・テレワークといった勤務スタイルがどのように確立されているかなど、興味がある方々にとって有益な情報を発信できるように頑張ります。