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参照元分析における(direct) / (none)とは?フィルタ編

作成者: 原 友香|2018/33/27

 

フィルタの設定で、リファラースパムを除外する方法


 

Googleアナリティクスの参照元分析の際、

(direct) / (none)の割合が多いとお困りではありませんか?

それは、リファラースパムが原因の可能性があります。

今回は、Googleアナリティクスにおけるフィルタ設定を実行し、

より正確な参照元を把握しましょう。

前回までの関連ブログをご覧になっていない方はそちらを先にご覧頂くと、

より理解が深まります。

 

 ☚参照元分析における(direct) / (none)とは?キャンペーンパラメーター編

 

 ◆目次◆

  1. フィルタを作成して除外する
  2. 方法①ボットフィルタリング機能の有効化
  3. 方法②直接URLを指定
  4. 方法③条件を指定

 

フィルタを作成して除外する

前回、(direct) / (none)を特定させる為に、キャンペーンパラメーターを設定しました。

キャンペーンパラメーターを設定してもまだ(direct) / (none)が多い場合は、リファラスパムである可能性があります。

その場合、Googleアナリティクスでフィルタを作成して除外するのが有効的です。

 

リファラースパムとは

 

 参照元(リファラー)を利用して、スパムサイトへ誘導するものを指します。

【リファラースパムの例】

下記の「ɢoogle.com」も参照元URLが多く羅列している場合、googleの何かかな?と、うっかりクリックしそうになりますよね。

ɢoogle.com【誤】 ≠ google.com【正】

【参考】増加するリファラースパム...

https://matome.naver.jp/odai/2147982838866792001

 

方法①ボットフィルタリング機能の有効化

まず初めに、Googleアナリティクスの「ボットフィルタリング機能」を有効化しましょう。

チェックマークを付け有効化することで、ボットやスパイダーなどを除外することが出来ます。

 【手順】

①「管理」>「ビュー設定」を開く

②「ボットのフィルタリング」にチェックを入れる

③保存ボタンを押下

 

 

   

方法②直接URLを指定

怪しいURLを既に認識している場合、直接指定のURLでフィルタを設定しましょう。

まず、Googleアナリティクスを開きます。 

【手順】

①「管理」>「アカウント」の「全てのフィルタ」を選択

 

 

②「+フィルタを追加」を押下し、フィルタを新規作成

 

③「フィルタ名」に任意の名前をつける(例:【スパム除外】XXXXX)

④フィルタの種類で「カスタム」「除外」を選択

⑤フィルタフィールド「参照」を選択

⑥スパムと思われるURLを入力

 

 

⑦適用するビューを選択

⑧「保存」を押下

 

 

   

方法③条件を指定

具体的なURLが分からない、もしくは一貫性がない場合、よくみられる特徴を条件にフィルタを作成します。

リファラースパムの特徴の1つに、言語設定がない(not set)であることが挙げられます。

基本的に「方法②」の手順を参考に、下記で新規の「除外フィルタ」を作成します。

【手順】

①~④は、「方法②直接URLを指定」の手順と同様

⑤フィルタフィールドで、「言語設定」を選択

⑥フィルタパターンは、(not set)

 

 

⑦適用するビューを選択

⑧「保存」を押下

以上で設定は完了です。最後まで購読頂きありがとうございます。

ぜひキャンペーンパラメーターとフィルタを併用し、より精度の高い参照元分析に役立てて下さい。

それでは、次回のブログもお楽しみに!