マーケティング ブログ

「Japan IT Week 春」へ参加!専門セミナーも充実

作成者: 原 友香|2019/21/17

 

日本最大級!1,180社が出展するIT展示会

2019年5月8日~5月10日の3日間

「Japan IT Week 春(後期)」が東京ビッグサイトにて開催されました。

本展は、IT関連の複数の専門展から構成されている日本最大級のIT展示会です。

今回のブログでは、イベント期間中に開催された専門セミナーについてご紹介します!

   ◆目次◆

  1. 東京ビッグサイトで開催「Japan IT Week 春(後期)」
  2. 参加セミナーの概要紹介
  3. インサイドセールスとは?
  4. DMPでターゲットをあぶり出す
  5. セミナー後のインタビュー

  

東京ビッグサイトで開催「Japan IT Week 春(後期)」

2019年5月8日~5月10日の3日間、「Japan IT Week 春 後期」が東京ビッグサイトにて開催されました。
このイベントでは、下記の専門展が一同に集まる日本最大のIT展示会です。

  今回2会場「西展示棟」「青海(あおみ)展示棟」での開催となりました。東京ビッグサイトは広い為、きちんと入り口の掲示板で、場所を確認することをお勧めします。 

【西展示棟】

【青海(あおみ)展示棟】




専門展一覧<青海(あおみ)展示棟>
第28回 ソフトウェア&アプリ開発 展【春】
第24回 ビッグデータ活用展【春】
第10回 クラウド コンピューティング EXPO【春】
第2回 AI・業務自動化 展【春】
<西展示棟>
第21回 データストレージ EXPO
第16回 情報セキュリティ EXPO【春】
第13回 Web&デジタル マーケティング EXPO【春】
第11回 データセンター展【春】
第9回 モバイル活用展【春】
第7回 通販ソリューション展【春】
第3回 店舗ITソリューション展【春】

参考:「Japan IT Week 春」サイトhttps://www.japan-it-spring.jp/ja-jp/about.html

 

参加セミナーの概要紹介

  「Japan IT Week 春(後期)」では、セミナーも大変充実していました。

今回私は、株式会社インティメート・マージャーの佐伯様がご講演をされました、

DMP One to One アプローチ戦略~差がつくインサイドセールスの新規リード・解約予兆検知力~」に取材の為、参加を致しました。インサイドセールスのアプローチに関して、大変勉強になりましたので、セミナーの様子を一部をご紹介致します!

   
【セミナー講演の概要】

   
【セミナー・アジェンダ】

 

インサイドセールスとは?

インサイドセールスについて、聞いたことはあるけれど定義は少しあやふや、という方もいらっしゃるかもしれませんね。以前から存在する外勤型営業と比べて簡単に説明していきます。

 


①外勤型営業(フィールドセールス)

いわゆる、外回りの営業さんのことで、実際に取引先に訪問して商談を行う営業担当者を指しています。
対面でじっくり商談が出来るというのはメリットではありますが、1日に回れる顧客先は数社に限られています。

営業の人材リソースが豊富にある場合は問題ないですが、難しい企業も多いですよね。
そのデメリットを効率的にフォローする為にで生まれたのが、内勤型営業(インサイドセールス)です。

 

 


②内勤型営業(インサイドセールス)

顧客先には訪問せず、電話での営業活動が中心です。展示会で得た名刺やWebサイトの資料ダウンロードフィーム通過から電話をかけたりし、相手のニーズを汲み取ります。ここで興味が発生し、実際に会って話をききたいとなった場合、外勤型営業のチームに引き渡し商談に進むケースが多いです。
また、サービスに関する質問や相談も、インサイドセールスが受けます。すぐに商品の購入に至らなくても、興味があるであろう情報を送るなど関係を維持しながら、顧客の関心を少しずつ少しずつ高めて育成することが重要な任務になります。


①・②の営業スタイルを組み合わせることでより効率化が進みます。弊社関連会社のマックスヒルズも、インサイドセールスの体制を2018年に採用し、メンバーが活躍をしています!

(※弊社と関連会社マックスヒルズの関係性についてはこちら

DMPでターゲットをあぶり出す

DMPとは一体何かと申しますと、「データマネジメントプラットフォーム(Data Management Platform)」の略称です

 


用語解説DMP・抜粋

 

”データマネジメントプラットフォーム(Data Management Platform)の略称。
オンライン・オフラインを問わず、様々なユーザーのデータを統合・管理し、各種マーケティング施策を実行するためのプラットフォームとなるシステムのこと。

DMPは一般的に以下の3つの機能を持つとされている。

①WEBサイトのアクセスログをはじめとする各種データソースからのデータ収集機能

②収集したデータの統合・分析・セグメンテーション機能

③広告配信をはじめとする各種マーケティングツールへのデータ連携機能 ”


※引用:株式会社インティメート・マージャーWebサイト>用語集

DMPを活用することで、社内が保有している顧客データだけでは分からない、全体トレンドを把握することが可能です。

約4.7億ユニークブラウザのオーディエンスデータ(2019/5月時点)を分析・セグメンテーションすることによって、より明確なターゲティングを行うことが出来ます。

 

セミナー後のインタビュー

セミナー終了後、お話を聞かせて頂ける時間をとって頂き、気になった質問に対して丁寧に答えて頂けました。その一部を共有致します。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

Q1.解約防止の予兆においてのポイントを教えて下さい。具体的なトリガー(きっかけ)はありますか?

端的に言いますと、「競合に関連するキーワード」がある時は要注意です。
例えば、携帯キャリアだと、他の携帯キャリア会社やSIMフリーのサイトを見ている、携帯プランの比較サイトを見ている、といったところでしょうか。こういった場合は、現在のプランに何かしら不満を持っていて、解約しようかどうかを考え、Webで下調べをしているのが分かりますね。
ですが、現在のものを解約せずとも、プランの変更で解決する場合も多いので、この時点でフォローをかければ、解約をある程度防ぐことができます。
お客様側で情報を集め検討をし「もう解約したい」と意思が固まってしまうと、ここから覆すのは大変ですからね。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

Q2.DMPの仕組みは、CookieでWebの情報を取得していると思いますが、個人情報の規制が強まった場合(ITP2.1やGDPRなど)は、どのように情報を集めるのでしょうか。

ITP2.1に関しては特定のブラウザへの影響に限られるので、全体の傾向を掴む上では問題ないと考えています。

N:N(個人が特定されないもの)を含め、弊社はオプトイン(承諾許可)前提でデータを利用しています。
もしも、GDPRのような個人情報保護の規制が今後もし日本でもスタンダードになるとすると、Web業界全体としては、オプトインの体制をより一層徹底する必要があるかと思います。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

以上、「Japan IT Week 春」のイベントリポートでした!
登壇された株式会社インティメート・マージャーの佐伯様をはじめ、セミナー運営担当者からも、取材許可を頂きありがとうございます。
Webマーケティングやデータを活用したインサイドセールスの戦略に関して興味を持ち、企業活用の次への一歩を考えるきっかけとなりましたら幸いです。

それでは次回もお楽しみに!

 

マックスヒルズの組織イノベーション・インサイドセールス活用について、以前イベントにて講演を行いました。下記より、講演資料がダウンロード出来ます。興味のある方はぜひご活用下さい!