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【導入編】Salesforceの機能「Einsteinボット」について学ぶ

作成者: 原 友香|2021/25/08

 Einsteinボットを初めて学ぶ方必見です

 

こんにちは!マーケティングデザインの原です。

今回はSalesforceの「Einsteinボット」についてご紹介します。

近年はWebサイト上で、顧客サポートのチャットボットを見る機会が随分と増えましたね。

今回ははじめての方向けに、簡単な概要紹介・おすすめのトレイルヘッドや資料等を中心に見ていきましょう!

◆目次◆

  1. 「Einsteinボット」とは?
  2. おすすめのトレイルヘッド・動画をご紹介
  3. Einstein ボットで出来る事とは?
  4. Einstein ボット設定の場所は?
  5. 設定前に気をつける事

  

 

「Einsteinボット」とは?

 

Webサイトで近年は良く見るようになった「チャットボット」。電話やフォームより手軽、サポート工数の削減といった、双方にとってメリットの高い機能です。

Einstein ボットとは、Service Cloud のチャネルのひとつである「Web チャット」を構成する要素の一つと考えてもらって良いと思います。

サポートセンターの問い合わせ業務効率化や、レスポンスまでの待ち時間が解消できますし、よくある質問などは、その場で即時回答してもらえると、ユーザ側としても嬉しいですよね!

まずはイメージをつける為に、Salesforceの公式動画を視聴することをおすすめします。

 

デモ動画でイメージをつけよう

 

【裏技】動画やサイトが英語が苦手でも大丈夫!

動画を日本語字幕で見る

字幕設定があるものに関しては、完璧な日本語でないにしても、日本語でも見ることが可能です。

①Youtube画面・歯車ボタン「設定」

②字幕、自動翻訳にて、「日本語」を選択

英語を日本語で視聴する方法、ぜひ一度お試しください!

 

おすすめのトレイルヘッド・動画をご紹介

おすすめのトレイルヘッドとヘルプを共有します。

また、Salesforceよりリリース時にEinsteinボットの紹介と設定デモのウェビナーがありました。その際の動画がYoutubeにもあがっていたのであわせてご紹介します。

 

Winter'21リリース注目機能~Einsteinボット

 

Einstein ボットで出来る事とは?

Einstein Bot(ボット)の機能の例としては、下記が挙げられます。

  1. シナリオをベースとした会話対応
  2. 顧客データ(CRM)に基づいた対応
  3. 担当エージェントへの転送
  4. 会話(ダイアログ)の追加や変更
  5. 分析機能 

 

 Einstein ボット設定の場所は?

【Einsteinボットの設定/デモ画面】

※設定画面は、ブログ記事用に一部加工してあるものを使用していますので、ご参考程度にお役に立てればと思います。

Salesforceの設定>クイック検索で「Einstein」と探し、Einsteinボットを選択

今回は導入編なので、おおまかな新規作成の流れを説明します。

新規作成をすると、2種のパターンから選択することが出来ます。今回は例として導入テンプレートを選択します。

そうすると、既にダイアログのテンプレートが付いているボットが新規で作成されます。

【画面例/作成されたボットをベースに詳細な設定を実行】

※弊社サービス『クチコプレミアム』(口コミ紹介アプリ)のお助けボットをデモ画面の例としています。

ただし、あくまでテンプレートで新規作成した場合、デフォルト設定のままなので、自社のサポートサービスに合わせた設定をしていく必要があります。
テンプレートでは、ボットの大枠である箱を作っただけのものと考えて下さい。
ボットの設定では、
「エージェントの転送先」や、会話の「レスポンス内容」、各ダイアログの終了後の「遷移導線」等々、細かい設定を実施していく必要があります。

 

 ボットの設定前に気をつける事

ボットの設定で大切になってくるのが「ボット目的とシナリオ設計」です。いきなりサービスを詰め込みすぎるのはおすすめしません。なぜなら、会話シナリオが複雑になりすぎて作成・検証・リリースに大変時間がかかってしまう為です。

初めてボットを作成する場合は、ver.〇〇といったバージョン管理も可能ですので、まずは最低限の設定で作成しても良いと思います。

・ボット活用の目的とカバーする範囲を決める

・社内の運用体制を整理

 (その後誰がチャットをフォローするのか、管理体制等をしっかり決めておく)

活用すると顧客のサポートがかなり効率化できる機能ですので、ぜひ今後活用してみては如何でしょうか?

⭐次回ブログではEinsteinボットのダイアログ設定について紹介予定です。

マーケティングデザインでは、Salesforceをはじめ、Einsteinの活用等のご相談も受け付けておりますので、ぜひ気軽にご連絡下さい。