執筆者:原 友香
Einsteinボットを初めて学ぶ方必見です
こんにちは!マーケティングデザインの原です。
今回はSalesforceの「Einsteinボット」についてご紹介します。
近年はWebサイト上で、顧客サポートのチャットボットを見る機会が随分と増えましたね。
今回ははじめての方向けに、簡単な概要紹介・おすすめのトレイルヘッドや資料等を中心に見ていきましょう!
◆目次◆
- 「Einsteinボット」とは?
- おすすめのトレイルヘッド・動画をご紹介
- Einstein ボットで出来る事とは?
- Einstein ボット設定の場所は?
- 設定前に気をつける事
「Einsteinボット」とは?
Webサイトで近年は良く見るようになった「チャットボット」。電話やフォームより手軽、サポート工数の削減といった、双方にとってメリットの高い機能です。
Einstein ボットとは、Service Cloud のチャネルのひとつである「Web チャット」を構成する要素の一つと考えてもらって良いと思います。
サポートセンターの問い合わせ業務効率化や、レスポンスまでの待ち時間が解消できますし、よくある質問などは、その場で即時回答してもらえると、ユーザ側としても嬉しいですよね!
まずはイメージをつける為に、Salesforceの公式動画を視聴することをおすすめします。
デモ動画でイメージをつけよう
動画を日本語字幕で見る
字幕設定があるものに関しては、完璧な日本語でないにしても、日本語でも見ることが可能です。
①Youtube画面・歯車ボタン「設定」
②字幕、自動翻訳にて、「日本語」を選択
英語を日本語で視聴する方法、ぜひ一度お試しください!
おすすめのトレイルヘッド・動画をご紹介
おすすめのトレイルヘッドとヘルプを共有します。
また、Salesforceよりリリース時にEinsteinボットの紹介と設定デモのウェビナーがありました。その際の動画がYoutubeにもあがっていたのであわせてご紹介します。
トレイル
①Einstein ボットの基礎
https://trailhead.salesforce.com/ja/content/learn/modules/service_bots_basics
②Einstein ボットの作成
https://trailhead.salesforce.com/ja/content/learn/projects/build-an-einstein-bot
ヘルプサイト
https://help.salesforce.com/articleView?id=sf.bots_service_intro.htm&type=5
Winter'21リリース注目機能~Einsteinボット
Einstein ボットで出来る事とは?
Einstein Bot(ボット)の機能の例としては、下記が挙げられます。
- シナリオをベースとした会話対応
- 顧客データ(CRM)に基づいた対応
- 担当エージェントへの転送
- 会話(ダイアログ)の追加や変更
- 分析機能
Einstein ボット設定の場所は?
【Einsteinボットの設定/デモ画面】
※設定画面は、ブログ記事用に一部加工してあるものを使用していますので、ご参考程度にお役に立てればと思います。
Salesforceの設定>クイック検索で「Einstein」と探し、Einsteinボットを選択
今回は導入編なので、おおまかな新規作成の流れを説明します。
新規作成をすると、2種のパターンから選択することが出来ます。今回は例として導入テンプレートを選択します。
そうすると、既にダイアログのテンプレートが付いているボットが新規で作成されます。
【画面例/作成されたボットをベースに詳細な設定を実行】
※弊社サービス『クチコプレミアム』(口コミ紹介アプリ)のお助けボットをデモ画面の例としています。
ただし、あくまでテンプレートで新規作成した場合、デフォルト設定のままなので、自社のサポートサービスに合わせた設定をしていく必要があります。
テンプレートでは、ボットの大枠である箱を作っただけのものと考えて下さい。
ボットの設定では、「エージェントの転送先」や、会話の「レスポンス内容」、各ダイアログの終了後の「遷移導線」等々、細かい設定を実施していく必要があります。
ボットの設定前に気をつける事
ボットの設定で大切になってくるのが「ボット目的とシナリオ設計」です。いきなりサービスを詰め込みすぎるのはおすすめしません。なぜなら、会話シナリオが複雑になりすぎて作成・検証・リリースに大変時間がかかってしまう為です。
初めてボットを作成する場合は、ver.〇〇といったバージョン管理も可能ですので、まずは最低限の設定で作成しても良いと思います。
・ボット活用の目的とカバーする範囲を決める
・社内の運用体制を整理
(その後誰がチャットをフォローするのか、管理体制等をしっかり決めておく)
活用すると顧客のサポートがかなり効率化できる機能ですので、ぜひ今後活用してみては如何でしょうか?
⭐次回ブログではEinsteinボットのダイアログ設定について紹介予定です。
マーケティングデザインでは、Salesforceをはじめ、Einsteinの活用等のご相談も受け付けておりますので、ぜひ気軽にご連絡下さい。