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オフィスでの働き方の常識を変えるITツールをご紹介! ~ドキュメント編~

作成者: 原 友香|2018/00/01

 

 もう情報共有の会議は必要ない!?

 

 

 

確認と仕分け整理だけで午前中が潰れる、大量のEメール

「最新版」と書かれた複数の文書ファイルや、作者不明の謎めいたプレゼン資料

「自分が参加しなくてもいいんじゃないか?」と思いながらも、毎週設定される定例会議

もっと仕事をシンプルに、効率的にしたい!

自分の大事な仕事にもっと集中したい!と思う方必見のITツールをご紹介します。

 

 

 

   ◆目次◆

  1. 働き方は多様化の時代へ
  2. 作業を「見える化」することでオフィスの常識が変わる?
  3. ドキュメント共有ツール「Quip」
  4. Quipでは何ができる?
  5. 情報共有だけの会議はもう要らない?!

  

働き方は多様化の時代へ

女性の活躍推進、ダイバーシティの推進、長時間労働の是正、テレワークの推進など、

「働き方改革」を社会や企業が目指すようになってきました。

様々な背景や家庭事情を抱えながらも、「働きたい」と思う人に対して働く機会を与えることは、人口が減少していく現代の日本社会にとって、大きな課題であると実感している方も多いのではないでしょうか?

あわせて、社員にとって働きやすい環境を実現し、生産性アップを目指すことも、また重要な「働き方改革」のテーマとなります。

政府の方針としても、下記のようなことを目指しており、例として、女性の活躍推進では「女性活躍推進法に基づく認定制度 」といったことも実施しているようです。

企業としても、そういったことを目指してはいるが、運用上、なかなか現場では上手くいっていない...

というケースが多いのではないでしょうか。

こういった「働き方改革」に大きく貢献できるのが、ITやWEBツール。今回は、そのツールを具体的な活用方法を元に紹介していきたいと思います。

 

参考:働き方改革

①厚生労働省より「働き方改革」の実現に向けて

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html

女性活躍推進法に基づく認定制度 

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000135784.pdf

 

作業を「見える化」することでオフィスの常識が変わる?

少し自分の仕事について、振り返ってみましょう。

下記のようなことは、仕事で少なくとも感じたことがあるのではないでしょうか?

  1. 「これって、自分が参加しなくてもいいんじゃないか?」と思いながらも、毎週設定される定例会議
  2. 朝オフィスに来たら、大量のEメール。確認と仕分け整理だけで午前中が潰れた
  3. プロジェクトチームのフォルダに「最新版_XXXX」が複数並び、一体どれが本当の「最新版」か分からない
  4. 「消してよいのか、悪いのか?」何年も前の、作者不明の謎めいたプレゼン資料がある

 

出来ることなら、確認作業や、余分なコミュニケーションはせず、もっと仕事をシンプルにしたい!というのが理想ですね。

ITやWEBの技術は日進月歩しているはずなのに、仕事の進め方や運用が、数年前から変わっていないのも変だな...

と思いながら、日々のタスクをこなすことで手一杯になってはいないでしょうか。

少し、極端な話かもしれませんが、海外ではテレワーク(在宅)の働き方はポピュラーですし、

バケーション休暇も1ヶ月くらい取得しています。

現実には、そうやって仕事をしている人もいる、と考えると「働き方」は変えられるかもしれない、と思えてきますね。

会社の形態によって運用は様々ですが、プロジェクトの情報が一元管理され「見える化」していれば、余分なコミュニケーションや、

確認作業がぐっと減ります。

 

ドキュメント共有ツール「Quip」

 今回、そんなITツールの一例として、Salesforce社が提供する「Quip」を紹介したいと思います。※参考⇒Quip公式サイト

Quipとは、チーム内外のEメール・会議・エクセル・パワーポイント等でとっていたコミュニケーションを

1つにまとめ、よりシンプルに共有できるようになるというイメージをもってもらうと分かりやすいかもしれません。

出典元:Dreamforce 2018 /How Salesforce Uses Quip to Accelerate the Speed of Business

下記は、公式サイトにも掲載されている動画です。ぜひ一度こちらを閲覧していただくとよりイメージがつくと思います。

※英語サイトを日本語訳する裏技はこちらを参考に⇒ブログ第2弾へ:【裏技】動画やサイトが英語が苦手でも大丈夫!

 

参考:Quip紹介動画

 

Quip紹介の動画を見る

  

 

 

 

Quipでは何ができる?

 

 簡単に出来ることの概要リストがこちらで、おおまかなイメージが湧くように画面キャプチャ順に紹介していきます。

現在、Salesforceと連携機能はありますが、さらにSalesforce側でもその内容が表示できるようにアップデートがかかるみたいです。

※今回は概要のみですが、次回の第2弾では、Quipの機能・Salesforceとの連携について、もう少し踏み込んで説明していきます。

  1. フォルダ権限の管理・チームでチャット共有・同時編集
  2. チャット機能でドキュメント上で話し合い
  3. 効率的な進捗管理が可能・日付のリマインド
  4. 豊富なテンプレ・スライド機能

 

1.フォルダ権限の管理・チームでチャット共有・同時編集

   ①上部では、共有されているメンバーを表示

 ②右横では、リアルタイムででメンバーとチャットが可能

 ③メンバー間で同時編集が可能

 


 

2.チャット機能でドキュメント上で話し合い

 ドキュメント上で気になるポイントで、担当者宛に確認をすることが出来ます。

 

3.効率的な進捗管理が可能・日付のリマインド

 テンプレートなどを利用して、プロジェクトをドキュメント上で管理・指示することが出来ます。

 また、担当者に締め切りのリマインドが可能です。

 

4.豊富なテンプレ・スライド機能

※マーケティング・営業・人事・経営チームなど、業務に合わせたテンプレートが充実しており、スライドも作成することが出来ます。

 

 

 

※LiveAppで、追加することによって、1から作るのが面倒な、フローチャート・チャート図などをカスタムすることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

情報共有だけの会議はもう要らない? 

 

Quipのようなドキュメントツールによって、プロジェクトに関するシートが作成されていたら、

少なくとも、情報共有だけの会議はもう必要なくなるかもしれません。

その分、重要な決定をする会議に集中することが出来ますね。

また、QuipやWEB会議システムなどを併用することによって、

「出社して仕事をする」ということが必ずしも必要ではないことが分かったかと思います。

こういったITツールやシステムを導入することによって、下記のような企業のマネジメント層を悩ませる「イレギュラーケース」

にも「テレワーク」といった、新しい選択肢を提供することが出来ますね!

 

◇イレギュラーケースにも、柔軟な選択肢を提供
  1. 台風接近などの自然災害の場合、毎回、出社有無の判断や日程調整に苦労する
  2. 育児・介護の関係で、なかなか通常出社が難しいと、相談された
  3. 家庭の事情で引っ越す必要があり、泣く泣く辞めなくてはならない社員がいる

  

今回のブログ、如何でしたでしょうか。

働き方を変えるのは、どんなにツール・手段が充実していたとしても、一朝一夕に出来ることではありません。

しかし、便利なITやWEBツールが登場してきている今、「なるほど!!こういうやり方もあるんだな」と今回知って頂けたことは、

大きな一歩だと思っております。

ぜひ、今回の記事が、御社の社員にとって働きやすい環境を実現し、さらに生産性アップを目指していくきっかけになれば幸いです。

日本の働き方がより良いものになりますように!

 

次回は、概要だけの説明であったQuipの機能について、もう少し踏み込んで説明できたらと思います。

それでは次回もお楽しみに!

 

☚オフィスでの働き方の常識を変えるITツールをご紹介!Salesforceとの連携も!~Quip詳細編~

☚テレワークへのハードルは意外と低い!?~Web会議編~