執筆者:原 友香
職場の机でも、1人で動画を簡単作成できます!
「Wistia」という動画配信ツールについて前回のブログで紹介をしました。
今回は「そもそも動画って自分で撮影できるものなの?」という疑問から、
撮影用の機材がなくても、パソコン1つあれば簡単に
職場で動画が撮影できる「Soapbox(ソープボックス)」について紹介したいと思います。
基本的に英語ですが、撮影・編集のやり方に関しては、日本語訳してみましたので参考に!
※前回までの関連ブログをご覧になっていない方はそちらを先にご覧頂くと、より理解が深まります。
☚BtoBに特化した動画配信ツール、Wistiaを活用しよう!
- 【復習】「Wistia」で何が出来るの?
- 動画を簡単に撮影できるSoapboxとは?
- 早速「Soapbox」をインストールしよう
- 作成ガイダンスを参考に、実際に撮影&編集してみよう!
- 「Soapbox」の価格プランについて
【復習】「Wistia」で何が出来るの?
「Wistia」(ウィスティア)とは、BtoB企業向けの動画配信ツールです。
※詳しくは前回ブログへ⇒【第1弾】BtoBに特化した動画配信ツール、Wistiaを活用しよう!
YouTubeなどと比較して、Wistiaのオススメのポイントはこの2つ。
①誰がどの動画をどの程度、視聴したのかなど詳細なトラッキングが出来き、分析が可能になる
②無料プランがある
動画を簡単に撮影できるSoapboxとは?
前回ブログで、無料で使える「Wistia」を利用して、動画を配信し分析できることが分かったかと思います。
しかし問題となってくるのは「どうやって動画コンテンツを作るの?」といった所ですね。
動画作成の依頼を受けてくれる企業であったり、そういった制作会社に依頼をするのも1つの手段です。
プロフェッショナルが撮影することによって、動画にかなりのクオリティを期待することが出来ますが、一方でそれなりに費用もかかってきます。
下記のような課題に対して、そこまで色々とこだわらなくて良いから、社内で出来れば作成したい!といった場合、
◆課題の例◆
- お客様用に操作マニュアルを作ったけれど、読んでもらえない....
- 何度メールや電話でやりとりをしても、なかなか相手に伝わらない...
- サポートや営業担当者は、何度も同じことを説明しなければならなくなっている...
この「Soapbox」は特別な撮影機材も不要で、カメラ付きのパソコンであれば、職場の机の上で
すぐ撮影ができることが強みになります!
無料なので、ぜひインストールしてみては如何でしょうか?
下記は、Wistia公式サイトで紹介されている、「Soapbox」の紹介動画です。英語版ですが、裏技を使って日本語で見ることも
可能なので、視聴をお勧めします!
このイメージ動画では、「Soapboxを使ったら、機材がなくても、1人でも机の上だってパソコンで作成できるよ」
「編集はこんな感じで、管理画面で出来るよ」などなど割とラフに説明してくれるのですが、
個人的には、このお姉さんと音声担当のお兄さんのやり取りがコメディタッチで、大変面白いですよ!
Introducing Soapbox by Wistia
STEP①サイトを翻訳する
Wistiaの画面は、英語になりますが、日本語にする裏技があります。
Chromeのブラウザをご利用であるならば、右クリック「日本語に翻訳(T)」や、下記のサイト翻訳ボタンを活用すれば、
画面が日本語に自動翻訳されますので試してみてはいかがでしょうか。
(一部、自動翻訳の問題で変わった日本語の言い回しがまざりますが、システム画面的には、特に大きな問題はなく利用できるかと思います。)
【例】
STEP②動画を日本語字幕で見る
字幕設定があるものに関しては、完璧な日本語でないにしても、日本語でも見ることが可能です。
字幕設定を「English」にして、動画を流すと、若干読みづらくはなりますが、英語を瞬時に日本語で表示することが出来ます。
一度、お試しください!
早速「Soapbox」をインストールしよう
Soapboxのインストールは簡単です。
手順1:まず、Chromeのブラウザを開き、Chromeの拡張機能で追加をしていきます。
「Wistiaの公式サイト」のSoapboxページにいき「Check out Soapbox in the Chrome store」を押下し、拡張機能を追加
手順2:[Sign in Google]グーグルアカウントでサインインする
手順3:[Grant webcam and microphone permission]を押して、ポップアップで表示されたマイクとカメラの使用を許可する
手順4:Soapboxの使い方の導入ガイダンスが始まります。
作成ガイダンスを参考に、実際に撮影&編集してみよう!
それでは、使い方の導入ガイダンス動画を解説していきます。下記がその動画となります。
ざっくりではありますが、英語を日本訳して簡易的にまとめたものもありますので、ぜひ参考にしてください。
作成ガイダンスの動画を参考に自社で撮影したものはこんな感じになりました。
編集画面のイメージです。
それでは、導入ガイダンス動画を日本語で解説していきます!
拡張機能を追加したら、Chromeのブラウザ、右にブルーのビデオアイコンが出ているのを確認して下さい。それがSoapboxです。
新しいビデオを録画したい際はこれをクリックします。
プレビュー画面が出てきますので、自分がドット線とドット線の間に顔がくるように確認しましょう。
問題なければ、「Start recording」を押します。
「Share」ボタンの押下で、パソコンの画面をシェア
右上のSoapboxアイコンに数字が表示され、カウントダウンが始まります。
赤色に変わったら撮影開始
停止したいときは、アイコンをクリック
編集モードへ移ります。
画面上部でタイトル編集OK
下のタイムライン(帯のところ)で、動画「開始」・「終了」を調整
タイムラインを分割調整し「顔」・「パソコン画面」・「顔&パソコン画面」の表示が選択できる
キーボードのスペースでプレイバック再生
注目したい部分は、「プラスマイナス」で拡大ズームをします
サムネイルのキャプチャを作成
動画の編集が完了したら、リンクをコピー。Wistiaや、Gmailに添付しシェアもできます!
「Soapbox」の価格プランについて
「Soapbox」は無料からでも使えますが、機能には制限があります。
例えば、撮影した動画をURLでシェアするのではなく、
「ダウンロード」する場合は、プランの見直しが必要になります。(2018/09/06時点)
また、プランを上げることによって動画分析機能が増えたりします。(2018/09/06時点)
まずは、無料プランで試し、プロジェクトの予算や目的に合わせて、プランをアップグレードするのも良いと思います。
最新の価格プランは、公式ページより確認できますので、ご参考に!
如何でしたでしょうか。
今回は、簡単に使える動画撮影ツール、「Soapbox」の魅力をお伝えしました。
Soapboxで動画を作成し、Wistiaで配信分析する、といった一連の流れが見えてきたと思います。
ぜひ、SoapboxとWistiaを組み合わせて、Webサイトのマーケティングや分析に、ぜひご活用下さい。
2つのツールは、両方とも無料で試すことができてしまうので大がかりなシステム導入もいらず、
興味があればすぐに試せるのも素敵ですね!
次回は、動画をWistiaでどのポイントに注目して、分析していくかについてご紹介します。それでは次回もお楽しみに!
☚既存のサービスを動画コンテンツ化し、Wistiaで分析しよう
☚BtoBに特化した動画配信ツール、Wistiaを活用しよう!