マーケティング ブログ

【Einstein Analytics】のダッシュボード機能とは?

作成者: 原 友香|2019/22/28

  

動的なグラフ分析が出来る、ダッシュボードの機能を確認しよう!

  

マーケティングデザインの原です。

AI分析が出来る、Salesforceの機能「Einstein Analytics

(アインシュタイン・アナリティクス)

動的なグラフ分析が出来る、ダッシュボードの機能を

デモ事例を見ながら紹介していきます!

 

 

◆目次◆

  1. 【復習】Einstein Analyticsとは?
  2. Einstein Analyticsの「ダッシュボード」とは?
  3. ダッシュボードのデモ動画
  4. ①上部タブで表示を切り替え
  5. ②右上グラフで全体を俯瞰
  6. ③商談担当者を把握
  7. ④LTV(顧客生涯価値)を確認
  8. ⑤データ値の詳細は表で確認

  

 

【復習】Einstein Analyticsとは?

 

Einstein Analyticsとは、AI(人工知能)を搭載し高度な分析が可能となった、Salesforceで注目のAI分析機能です!

Salesforceより、イントロダクションの動画が公式発表されています。

英語ですが、Youtube画面右下・歯車ボタン「設定」で、字幕、自動翻訳にて「日本語」を選択すれば、日本語でも閲覧可能です。

 

【動画】Einstein Analytics Overview Demo

 

 参考動画:https://youtu.be/swC36R-Tu0E

 

★EinsteinAnalyticsとは?

 

”...これにより、何百万人ものCRMユーザーがAI(人工知能)を搭載した高度なアナリティクス機能を利用することが可能になります。企業は、数理モデルを構築したり、アルゴリズムを書いたり、専門家に助けを求めたりしなくても、営業担当者や、サービスエージェント、マーケティング担当者、アナリストに、あらゆる顧客とのやり取りをよりスマートに行うために必要なインサイトを与えることができるのです。...”

 抜粋:https://www.salesforce.com/jp/blog/2017/06/introducing-einstein-analytics.html

 

前回分のブログからも、EinsitenAnalyticsでどんなことが出来るのか、確認することが出来ますのでそちらもご参考下さい。

 

 

 

 

Einstein Analyticsの「ダッシュボード」とは?

 

EinsitenAnalyticsにおけるダッシュボードとは、Salesforceに蓄積されたデータをグラフや表で可視化したもの、

といった認識で良いと思います。

今回、関連会社マックスヒルズの実際のデータを使用して、商談と所有者、粗利額、LTV(顧客生涯価値)を

中心に分析用のダッシュボードを作成しました。

 

【ダッシュボード例(全体)】

 

【ダッシュボード例(上部)】


 

EinsitenAnalyticsにおいて、ダッシュボードのすごい特徴は、これがなんと…動的であるということです!

例えばですが、左横の「商談所有者」の「営業担当者A」クリックすると、

その担当者Aのみの商談で、各グラフの表示にデータが連動して切り替わるということです。

静止画では、伝わり辛いと思いますので、動画を加工し、デモ用に作成しました。

 

ダッシュボードのデモ動画

 こちらが関連会社マックスヒルズで作成した「Demo_商談・取引先分析(請求日ver)」です

上部のオレンジ枠で、表示の切り替えをすることが出来ます。フィルターのようなものですね。

今回は、「業種リスト」で気になる業界を選択した、ダッシュボードの動きを動画にしました!ダッシュボード内全てのグラフが、

1つの選択で動的に動くのが確認できると思います。

(情報保護の為、ぼかし効果を入れていますので、少し見づらくなってしまう点は申し訳ありません。)

 

 

【ダッシュボード動作の補足解説】

  1. 上部のオレンジ枠「業界リスト」から、「フィットネス」を選択
  2. フィットネスのみの縛りで、グラフ表示が変更される
  3. 「粗利額」棒グラフから、気になる「年月」を選択
  4. 「業界リスト:フィットネス」かつ、該当の「年月」縛りで表示される
  5. 「初期ビューに戻る」で、初期表示にリセットされる
  6. 上部のオレンジ枠「業界リスト」から、「スイミング」を選択
  7. 「スイミング」のみの縛りで、グラフ表示が変更される

 

①上部タブで表示を切り替え

 ダッシュボード上部のオレンジ枠を、御覧ください。各項目を補足しますと、下記のようになります。

 

【日付フィルター】

 商談における、請求日(クローズ日付)でフィルタリングが出来るようになっています。

 「会計年度、会計四半期、年、四半期、年月、日」から選ぶことが出来き、カスタム期間指定も可能です。

 

【取引先フィルター】

 取引先の指定が可能です。複数選択も出来ます。

 

【業界選択スイッチ】

 業界カテゴリごとに分析したい場合、業界カテゴリごとで画面切り替えできるのが良いですね。

 

 

②右上グラフで全体を俯瞰

 粗利額の年月推移を示しています。右上には、全体の状況をある程度俯瞰できるものが良いと思います。

条件は、グラフ作成追加の際に、下記のように設定しました。

【条件】

 縦軸:商談における粗利額を積み上げ表示

 横軸:年月

 範囲:直近5年

 

 

③商談担当者を把握

商談所有者の割合が、エリアの大きさで表されています。該当カーソルを当てると、粗利額の割合が表示されます。

 

 

④LTV(顧客生涯価値)を確認

こちらはマックスヒルズ独自に算出設定したLTV(顧客生涯価値)のスコア推移となります。

LTVが高い順に左から表示し、また関連する要素の項目を線グラフで示しました。

 

 ⑤データ値の詳細は表で確認

 各商談の詳細を見れるように、表もダッシュボードに追加しています。

商談タブを別に開かずとも、重要な項目だけダッシュボード上で、内容を確認することが出来ます。

 

 

 

今回の「【Einstein Analytics】のダッシュボード機能とは?」、如何でしたでしょうか?

動的なダッシュボードは、Einstein Analyticsの強みです!

グラフベースで掘り下げてデータが確認できることも良いですね。

経営者やマネジメント層にとって、全体が見えるダッシュボードは、大変重宝すると思います。

引き継ぎ、Einstein Analyticsを使ってより良い分析アウトプットを出せるように邁進していきます。

次回は、具体的にこのダッシュボードをどうやって作成するのか、設定方法について詳しく紹介します。

それでは次回のEinstein Analyticsシリーズもお楽しみに!

 

★ダッシュボード作成編★

 

ダッシュボードの作成方法についてはこちらへ⇒【Einstein Analytics】でダッシュボードを作成しよう!

 

 第1弾⇒AIで高度な分析結果を!Salesforceの機能「Einstein Analytics」とは?

 第2弾⇒Salesforceの機能、Einstein Analyticsを日本語で使う方法とは?

 第3弾⇒Salesforceの機能「Einstein Analytics」を使った事例を紹介します!