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HubSpotチャットボットをマスター!通知設定での注意点とは?

作成者: 原 友香|2019/59/29

 

チャットボットの通知が来ない?フロー設定を見直そう 

 

HubSpotには、チャットボットを設定できる便利な機能があります

今回は、チャットボットの裏側、フロー設定がどうなっているのか?

また、通知設定がうまくいかない場合に、どこを確認すればよいのか紹介します! 

   ◆目次◆

  1. HubSpotのチャット機能、チャットフローとは?
  2. チャットボット導入のメリット
  3. 割当設定をして受付担当者へアサイン
  4. 受信トレイではどう見える?
  5. 通知設定について
  6. 【重要】通知設定で気をつけること!

  

HubSpotのチャット機能、チャットフローとは?

まずは、HubSpotにおけるチャット機能がどのようなものか紹介していきましょう。

実は、弊社も活用しているチャットボット。Webサイト右下にずっと表示されていたことにお気づきでしょうか?

こちらはHubSpotというマーケティングツールのチャットボットを利用しており、問い合わせの「一次受付」として利用しています。

下記のように、問い合わせメッセージを記載すると、自動で受付をしてくれますよ!少し試して頂いても構いません。

 

【チャットボットやり取りのイメージ】

さらにチャットにボット機能を追加することによって、
ある程度のお客様状況をチャット上で、ヒアリングをし、コンタクト担当者に割り当てるといったことも可能です。

 

【参考】HubSpotチャットボット
HubSpotのチャットボットについての詳細はこちら⇒https://www.hubspot.jp/products/crm/chatbot-builder

 

【新規作成イメージ】

 

チャットフロー作成について

 

①ウェブチャット :訪問者からサポートチームに直接送信するためチャット。ボットが関連付けられ ていないものを指す。

②ボット              :3つのテンプレートから作成される、自動応答のボット。

※参考サイト(英語のみ):https://knowledge.hubspot.com/articles/kcs_article/conversations/create-chatflows

 

チャットボット導入のメリット

前半では弊社の事例を紹介しましたが、一般的なチャットボットのメリットもご紹介します。

カスタマーサポート用のチャットボットを導入した場合以下のような5つのメリットが期待出来ます。

  1. 良くある問い合わせに対応できるので、サポートの対応時間が削減できる
  2. 顧客とのコミュニケーションが活発化する
  3. 多大な人件費をかけることなく、最大24時間365日の「WEB接客」をすることが可能
  4. 接客の品質が一定になる
  5. サイトページの情報を的確に伝達することが出来る

 

詳しくは、こちらのブログをぜひご参照下さい!最近良く見る「チャットボット」は、どうやって設定しているのか?

 

割当設定をして受付担当者へアサイン

下記は、弊社のチャットボットのチャットフローの設定内容の一部です。最後のステップで担当者の割当を行うことで、受付担当者に通知がいくようにもなります。

ただし、プランをアップグレードしなければ利用できない場合もありますのでご注意下さい。弊社では「未割り当て」(受付担当者未定)で設定し、内容を確認後、担当者割当を行っています。

問い合わせサポート体制によって異なりますので、社内での運用に合わせてこちらはご設定下さい。

 

【ボットフロー設定・割当イメージ】

 

 

受信トレイではどう見える?

弊社のチャットボットで、テスト問い合わせをしてみました。その場合、HubSpotの受信トレイ(Inbox)ではどう見えるのか確認しましょう。

【チャットボットの問い合わせ】

 下記のように「全てのコミュニーケーション」のフォルダ入ります。さらに、「未割り当て」、「チャット」にも同様に入りました。

【HubSpotの受信トレイ(Inbox)】

  

 

※注意※

 

  • 「ボット」のフォルダーには、コミュニーケーションが途中のものが入ります。

 チャットフローでいうところの、最終ステップ「担当者割当」まで到達していないものが、ここに上がってきます。

 

通知設定について 

 通知設定には下記の2種類があります。まずは、担当者(もしくはチーム)のメールアドレスを設定し、次に、どの種類の通知を拾うようにするのか詳細を決めていきましょう。

【通知設定】

  1. 通知先のメールアドレスを設定
  2. 通知アラート設定の詳細を決める

 

1.通知先のメールアドレスを設定

【設定のサンプル】

設定>コミュニケーション>受信トレイ

2.通知アラート設定の詳細を決める

チャットやボットで新しいコミュニケーションがあった際に、通知を受け取りたい場合、

下記、必要なものに√を入れて頂くことで、通知を受け取ることが可能です。全ての通知を拾いたかった為、全てチェックをしましたが、概要しないものは省いて頂いて構いません。

【設定のサンプル】

プロファイルと設定>通知>HubSpotにて割り当て>コミュニケーション

 

【重要】通知設定で気をつけること!

通知設定をしても、設定が不十分であったり、フローにもれがあると通知が来ない場合があります。下記の3点を順に確認していきましょう。

【確認事項】

  1. 通知先のメールアドレスがあっているか
  2. 通知アラート設定は適切か
  3. チャットフローに漏れがないか

 

「3.チャットフローに漏れがないか」は特に注意が必要!よく陥りがちなのが「サンキューメッセージ」を作ってしまうことです。

この場合「Thanks(ご記入頂きありがとうございます!....)」に対して、ユーザが返事をしないと、フローが次のステップに進みません。

こちらが通知がこないフロー例となります。右側に補足説明を書きました。

チャットフローは、チャット発言のメッセージに対して、ユーザが反応することによって、フローが進んでいきます。

この場合、「Thanks(ご記入頂きありがとうございます!....)」に対して、ユーザ(Aさん)の返事がない為、

フローが進まず、フローが完了していいないのです。

フローが完了しなければ、通知設定は動かないので、通知が来ないことになります。

【悪い例:通知がこないチャットフロー】


サンキューメッセージを入れる為に、フローの悪い例のようにステップに入れこむのではなく、最後の割当ステップで設定することをオススメします。
その場合、オプションの「アクション編集」を選択し、未割り当ての場合表示するのスペースに入れると良いでしょう。

良い例:通知有りチャットフロー

  サンキューメッセージは、最後のステップ「AgentHandoff(割当)」の部分で設定しました。

 

 

以上が「HubSpotチャットフローをマスター!通知設定での注意点とは?」でした。

HubSpotのチャットボットの機能、如何でしたでしょうか。

チャットボットには、履歴データも蓄積されますので、ユーザとのコミュニケーション改善にも役立ちます。

また、お問い合わせフォームより気軽にメッセージが送信できる為、より多くのユーザと接点を持つことができるのも魅力的ではないでしょうか。

HubSpotの機能を使いこなして、どんどん活用していきましょう!

もちろん、弊社チャットボット(サイト右下)からの気軽なお問い合わせも、大歓迎です!

それでは次回ブログも引き続きお楽しみに!