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【AI予測の時代】SalesforceのEinstein予測ビルダーのパイオニアプログラムに参画中

作成者: 原 友香|2020/40/13

 

Salesforceパイオニアプログラムに参画中!

こんにちは!マーケティングデザインの原です。

弊社の関連会社マックスヒルズが、なんと!

SalesforceのAI予測分析「Einstein予測ビルダー」のパイオニアプログラムに参加しております。

日本ではまだまだ数少ない、活用事例への取り組みです。

プログラムの流れや、設定で困ったことを随時ブログでレポートしたいと思います。

 ◆目次◆

  1. Einstein予測ビルダーとは?
  2. パイオニアプログラム参加の条件は?
  3. 海外とのミーティングの進め方は?

 Einstein予測ビルダーとは?


SalesforceのEinstein予測ビルダーをご存知でしょうか?

『Salesforceにあるデータから機械学習の予測モデルを作ることができる』機能となります!

下記は詳しいEinstein予測ビルダーの解説になります。

AIを活用するのはハードルが高そうと思いがちですが、ノンコーディングで既存のデータを分析し予測をすることが出来ます。

 


Einstein予測ビルダーとは?
・誰もが簡単にSalesforceにあるデータから機械学習の予測モデルを作ることができる
・専門的な知識は不要でマウス操作のみで作れる
・はい/いいえの 2択の質問項目と、数値項目を予測することができる

AIを使ったカスタムの予測モデルがノーコードで構築 Einstein予測ビルダーを提供開始
★Trailheadで予測ビルダーについて詳しく見る

英語の動画になってしまいますが、公式紹介ビデオもイメージが付きやすいです。

パイオニアプログラム参加の条件は?

SalesforceのEinsteinのプロダクト担当者 から1対1で、一定期間アドバイスを頂くことが出来ます。

Einsteinの活用事例は、まだ日本ではそれほど多くないので、このサポートは大変嬉しい限りですね!

Salesforce側でも、貴重なユーザからのフィードバックを貰えるということで、お互いにメリットがあるというプログラムになります。

ただし、参加にはある一定の基準を満たしていなければなりませんでした。

最低限、このプロジェクトを進めていく上で必要となるのは下記2つだと考えられます。こちら側からは分かりませんが、

他にもSalesforce 側で選定条件があったかもしれません。

 

◆ベースになる必要条件

  1. 英語で、Salesforceの設定仕様など説明できる必要があります
  2. Einsteinは過去のデータを元に予測をたてる為、ある一定数ボリュームのデータ(レコード)が必要です

 下記は、Einstein予測ビルダーで、モデルを作成する際の設定画面になります。画面例となりますが、予測を稼働させるには「データチェック」において一定数のレコードが必要なことが分かりますね。(※2020/1/30時点)

詳しい仕様はこちらのSalesforceヘルプ「Einstein予測ビルダー・データのチェック」をご参照ください。

海外とのミーティングの進め方は

マーケティングデザインの原と、SalesforceのEinstein担当者を中心に本プロジェクトを進めています。

プロジェクトの序盤は、だいたい週に1回程度でWeb会議をしていました。

ただし、私もプロジェクトマネージャーもネイティブではありません。

認識のズレを出来るだけなくすように、資料や議事録を、きちんと文章で残すように運用を変更しました。

そうすることで、他のプロジェクトメンバーに共有するにもスムーズに!内部情報を多く含んでいますので、

全てを見せることは出来ませんが、下記のように、「Quip」(ドキュメント共有ツール)を使用し、1つのプロジェクトシート上でやりとりをしています。

※Quipについて詳しく知りたい方はこちら⇒オフィスでの働き方の常識を変えるITツールをご紹介! ~ドキュメント編~


日本人同士の会議より、何倍も事前の資料準備が必要になります。

しかも、ミーティングの前に、こちら側で社内での意見を予め決めておかなければいけない、かつ、Salesforceの設定項目名には、

日本語の表記のものも多く存在しました。画面を共有しただけでは、すぐにお互いの理解を得るのが難しいです。

別で、項目の英字対応表などを作成する必要がありました。

 

また、社内運用状況の把握や、オブジェクトの項目を一度全て洗い出し精査する必要があり、モデルを動かす前の「データ準備」に時間がかかります。

なかなか一筋縄ではいかないですね!

2019年末から始動している本プロジェクト。作ったモデルは、10以上にまでなりました。

ようやくアウトプットを見せれるようになってきたので、またブログで紹介できたらと思います。

最後まで読んでいたいだきありがとうございました。それでは、次回もお楽しみに!

 

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