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LINEの挑戦は続く!フルファネルマーケティングとは?

執筆者:原 友香

 

「MarkeZineDay2019」でマーケティングの最新トレンドをチェック!

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こんにちは!マーケティングデザインの原です。

2019年6月4日、大阪にて「MarkeZineDay2019 SummerKansai」が開催されました。

「コミュニケーションアプリの挑戦~LINEが創るフルファネルマーケティングと成長戦略~」

をテーマにLINE株式会社様がセッションを実施!今回はその内容をレポートさせて頂きます!

 ◆目次◆

  1. はじめに
  2. LINEが目指すフルファネルマーケティングとは?
  3. ①運用型広告「LINE Ads Platform」
  4. ②販促ソリューションをパッケージ化「LINE Sales Promotion」
  5. ③企業とユーザーの距離を近づける「LINE Account Connect」
  6. LINEの描く未来とは?

  

はじめに

2019年6月4日、大阪にて「MarkeZineDay2019 SummerKansai」のイベントが開催されました。
「コミュニケーションアプリの挑戦~LINEが創るフルファネルマーケティングと成長戦略~」をテーマにLINE株式会社様がセッションを実施!今回はその内容をレポートさせて頂きます。

 


セミナー内容・概要
コミュニケーションアプリの挑戦 (LINE株式会社・松岡様、江田様、伊藤様)


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イベント参考URL:https://event.shoeisha.jp/mzday/20190604

LINEといえば、ほぼ毎日使っているくらい当たり前のコミュニケーションインフラになっているのではないでしょうか。
LINEの月間アクティブユーザー数はなんと8000万人です。(※2019年3月時点 )

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スマホをもっている人は、ほとんど必須で入れているアプリかと思います。
電子決済の波もあり、LINE Payの事業にも力を入れているそうですが、その圧倒的なユーザを抱えるLINEのコア事業は広告だそうで。今回は、LINEが目指す「フルファネルマーケティング」と「3つの広告事業」についてフォーカスして紹介していきます!

 

 

LINEが目指すフルファネルマーケティングとは?

フルファネルマーケティングとは、簡単にいうと、「顧客の行動プロセスを踏まえたマーケティング戦略」を指します。

顧客の行動プロセスを、下記のような段階に分けて考えてみましょう。
『認知・興味』⇒『理解』⇒『検討』⇒『購入』⇒『ファン化』⇒『継続購買』のステップがあるとすれば、
その各行動プロセスに合わせてマーケティング施策を最適化していくことを、フルファネルマーケティングと言います。

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LINEは、自身が持つ広告事業「LINE Ads Platform」「LINE Sales Promotion」「LINE Account Connect」3つのサービスを活用することで、顧客の「認知段階」から購買後の「関係構築」に至るまでの各ステップに応じて最適な施策を実行することを目指している、とのことでした。

 

 

①運用型広告「LINE Ads Platform」

冒頭でもお話した通り、圧倒的なユーザー数を抱えているLINEにおいて、運用型広告の「LINE Ads Platform」は、新規顧客を獲得する上で大きな役割を果たします。

「Smart Channel」では、LINEのトーク画面の一番上のスペースにも、広告を出すことができるようになりましたし、
2018年11月には、LINEのダイナミックリターゲティング広告「LINE Dynamic Ads」がリリースされました。
ユーザーの行動履歴にもとづいた一人ひとりのニーズにマッチする広告配信が可能になるということで、期待の新メニューですね!
詳しい詳細は下記よりご確認下さい。

 

 

②販促ソリューションをパッケージ化「LINE Sales Promotion」

LINEのプロモーションサービスについて、紹介がありました。

 

LINE Sales Promotionとは?

”「LINE Sales Promotion」とは、
LINEを活用したキャンペーン応募や購買行動の把握などを手軽にご実施することができ、
メーカー・小売・エンドユーザーが関わるリアル店舗を中心とした販促領域における、各々の課題を解決します。”

◆LINE Sales Promotion
https://www.linebiz.com/jp/service/line-sales-promotion


私も個人的に、ドリンクやお菓子のキャンペーンにはよく応募しています。
友達もタイムラインでシェアしていたりすることも多く、欲しいなと思った商品などは毎日ポチポチ応募してみたり。

サイトのサービス紹介動画がわかりやすかったので、ぜひ視聴してみて下さい!

 

 

 

【LINEマイレージ】

私はシールあつめるが割と好きで、よく集めていますが、台紙を忘れて貰いそびれることがあったり、いつの間にか期限が切れていたり…と地味に小さなショックを受けることがありますが、「LINEマイレージ」で、デジタルシールをためるというのは面白いですよね!スマホはいつも持ち歩いているので、台紙は忘れないし、集めるのがわくわくしそうです!

 

成功事例

「キャンペーンで購入本数2倍!キリンビバレッジが実践したLINEマイレージ活用の極意」
https://www.linebiz.com/jp/case-study/kirinbeverage

”キリンビバレッジ株式会社(以下、KBC社)が発売する、特定保健用食品史上初のコーラ系飲料「キリンメッツコーラ」(以下、メッツコーラ)。KBC社は2018年春に「メッツコーラ」の販促施策として「LINEマイレージ」を活用したキャンペーンを実施し、商品購入率の大幅アップだけでなく、ブランドロイヤリティやブランドシェアの向上に成功しました。”


アナログのシール台紙と、デジタルのLINEマイレージで大きく違うのは、
1人1人の購買状況に合わせて、キャンペーンのアプローチを変えることが出来ることが最大の強み。

残り1~2本の人に対しては、「ー後1本で!XXXできます!」といったリマインドや離脱防止も出来ますし、
キャンペーン締切ギリギリには、「あと何日でXX!」といった駆け込み促進といった施策も打つことができます。 

キャンペーンの参加ハードルが低いことや、また参加したい声も多いこともあり、どんどんメジャーなサービスに今後なっていきそうです。

 

  ③企業とユーザーの距離を近づける「LINE Account Connect」

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LINE Account Connectとは?

LINE Account Connectとは?
”LINEで家族や友だちとコミュニケーションを取るのと同じように、日常に溶け込みながらユーザーと企業・店舗との接点を創出する、LINE公式アカウントを基盤とした各種サービスの総称です”

参考:https://www.linebiz.com/jp/service/line-account-connect

LINE@は、よりフレキシブルな料金体系をもった「LINE公式アカウント」に変わりました。
リピートやロイヤル化を公式アカウントで実現していくことが可能だそうです。


メッセージ既読状況や、A/Bテスト、友達追加経路のレポーティングなど分析機能も充実とのこと。
今後、どんどん顧客のロイヤル化、ファン化をめざす企業様が増えてくると思いますので、LINEの公式アカウントをどう活用していくのか、今から楽しみですね。

 

LINEの描く未来とは?

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今回の「LINEの挑戦は続く!フルファネルマーケティングとは?」のブログ記事、如何でしたでしょうか。

今後のビジョンとして、ファーストパーティ(LINE保有情報)だけではなく、サードパーティ(例:TV視聴、検索結果)
などを巻き込んだ、オンライン・オフライン、さらには電子決済を包括するデータの統合を目指し、よりよいユーザ体験を提供できるように目指しているそうです。


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これからは、友達や家族同士の連絡用ツールではなく、ライフスタイルから購買まで、より密接にLINEが生活に関わってくる時代がもうそこまで来ているのかも?!

1to1のマーケティング施策において、LINEの存在感はもはや無視できなくなりそうです。それでは次回もお楽しみに!

    

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廣見 剛利
代表取締役社長

20代の頃から、営業会社の組織を率いるかたわら、営業の重要性を認識しながらも、営業の限界について自問自答をし続ける。30代でCRMとSFAに出会いその限界を打破する光が見えつつも、変革しなければならないプロセスの多さに愕然とする。40代に入りマーケティングオートメーションと出会い、見込み客獲得から、見込み客教育、商談化のプロセスの自動化について体現する。商談化前が自動化されることにより、商談後の生涯顧客価値を最大化させるプロセスの見える化、見える化による再現性のある営業組織づくりを実現。同じ悩みをもつ日本企業の解決策を提供すべく、マーケティングデザインを設立。詳しくはこちら

三宅 毅
CMO(最高マーケティング責任者)
2000年半導体部品メーカーに入社。企画部門にて3次元CADの導入などによる業務効率化を成功させる。その後、CAE専門企業に移り、マーケティング活動全般、2008年Salesforce導入プロジェクトに関わる。マーケティングの可能性を追求すべく、2015年にBtoBマーケティング専門エージェンシーにて、Pardotなどの最新のマーケテイングオートメーションツールの導入や各種業界を支援。2017年5月より現職マックスヒルズのCMOとしてマーケティング活動から、会社の生産性向上などHR部門も統括。また、マーケティングデザインの設立にも携わり、中小企業における人材の育成にもつとめている。 Salesforceの導入事例として関連会社のマックスヒルズで掲載されました。詳しくはこちら
柴沼 潤
データ サイエンティスト

2019年のはじめに入社し、Salesforce のEinsteinAnalyticsを活用した分析業務に取り組ませていただいております。ダブルワークしており、フリークライマーとしての活動の傍ら業務に取り組んでおります。マーケティングデザインでは私が取り組んできた分析業務の活用事例を紹介させていただくことで、営業支援ツールの導入・活用に役立つ情報を提供していきたいと考えております。機会があれば私自身の勤務の様子をご紹介させていただくかもしれません。ダブルワーク・テレワークといった勤務スタイルがどのように確立されているかなど、興味がある方々にとって有益な情報を発信できるように頑張ります。