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【HubSpot】メールの配信を解除した方へ送信エラーが発生!どう対応する?

執筆者:原 友香

『このコンタクトへのEメール送信で問題が発生しました』

SUPER

こんにちは!マーケティングデザインの原です。

本日はHubSpotの全配信解除後のメール送信対応設定についてご紹介します!

弊社のメルマガ配信事例や資料ダウンロードのページを基に一緒に内容を確認していきましょう。

 ◆目次◆

  1. エラーが発生し、メールが送信できない
  2. 再度フォーム通過をしているのになぜ?
  3. 対応策として「再配信登録Eメール」を設定する
  4. 「再配信登録Eメール」の設定方法とは?
  5. まとめ

エラーが発生し、メールが送信できない

hubspot_mail_err_01

弊社はHubSpotのメール機能で一部自動配信をしています。
その際、実際に起こったエラーの事象がこちらになります。該当するコンタクトの画面を開くとこちらのメッセージが表示されていました。(テストコンタクト参照)

 

エラーメッセージ「このコンタクトへのEメール送信で問題が発生しました。この受信者は以前に全種類のメールの配信を解除しています。」

原因としては、過去にコンタクト自ら手動で、メールの下部のリンクから「配信設定を変更」し、メールの配信を「解除」していた為です。hubspot_mail_err_02

hubspot_mail_err_03

このような場合は「コンタクトがメール配信を望んでいない」ということで配信エラーが起きてしまいます。

 再度フォームを通過しているのになぜ?

Business man pointing to transparent board with text Why?

しかしここで問題となってくるのは、このコンタクトが再度フォームを通過している事ですよね。

過去に一旦、メール配信解除していたとしても、再度興味をもって資料のダウンロードをしている訳です。お礼メールに資料のダウンロードリンクを付けているのですから、配信されないと、会社側・コンタクト側、双方共に困ってしまいます。

しかしHubSpotの仕様上、お客様本人が購読解除された場合、ご自身様で再購読するまでフォローアップメールを含むマーケティングメールを受け取ることができないようです。(2021/3月現在)
再購読は過去受け取ったメールから自分で設定する事は可能ですが、配信を解除したこと自体、覚えてない方も少なくないかと思います。

対応策として「再配信登録Eメール」を設定する

◆再配信登録の流れ

  1. 購読解除したコンタクトがサイトを訪れる
  2. フォームを送信するためメールアドレスを入力する
  3. 配信解除しているので、メールを受け取りたい場合はリンクをクリックして購読設定メールを受け取るように文言が表示される
  4. コンタクトがリンクをクリックすると、設定の中で編集・公開したメールが送られる再購読ができる

詳しく見ていきましょう。
対応策として、弊社では
フォーム送信時に購読解除していることを自覚させ、再購読を促す様に「配信再登録Eメール」という機能を設定しました。下記の写真はフォーム時に表示されるメッセージになります。

hubspot_mail_err_04
クリックすると下記の表示に変わり、クリック後には、自動で「配信再登録Eメール」が送信されます。
hubspot_mail_err_05
自動で配信された「配信再登録Eメール」がこちらです。
hubspot_mail_err_06

【メール配信設定の更新はこちら】のリンクより、再度、お客様側で設定をして頂く形になります。

hubspot_mail_err_07

「再配信登録Eメール」の設定方法とは?

設定はそこまで難しくありません。配信登録Eメールを作成し、公開後、有効化すればOKです。
ただし、デフォルトのEメールは下記のような英語テンプレートになっているので、[サブスクリプション設定を更新]リンクは保持しつつ、日本語の文章に変更する必要があります。

hubspot_mail_err_08

 

設定の詳細マニュアル◆記事内「再サブスクライブEメール」の部分
https://knowledge.hubspot.com/jp/email/manage-your-marketing-email-account-settings


【デフォルトのメール文面】
It looks like you're currently unsubscribed from receiving email from us, which means we won't be able to complete your request until you update your subscription preferences.
Please let us know if you have any questions. We'd be delighted to help you out.
All the best,



↓英語の為、日本語へ変更する必要があります



【日本語文の参考例】
現在、お客様は当社からのメールの受信を停止されているようです。そのため、お客様がメールの受信設定を更新されるまで、リクエストを完了することができません。
下記リンクより、再購読の設定をお願い致します。
メール配信設定の更新はこちら
ご不明な点がございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。

◆問合せ先
XXXXXXXXXXX
よろしくお願い致します。


まとめ

今回のHubSpotメール配信エラー対応策ブログ、如何でしたでしょうか?一度配信解除をしても、何かご縁があって、再度訪問、フォーム通過して下さる方は、少なからずいらっしゃいます。「フォーム通過したのに、全然メールが来ない…なぜ?!」という事態にならない様、再訪のお客様の為にも、こちらの設定をぜひ検討してみては如何でしょうか?

マーケテインング支援・HubSpotを始めとしたMA活用等のご相談も受け付けておりますので、ぜひ気軽にご連絡下さい。

どんな小さな質問・ご相談でも構いません。まずは気軽にご相談ください。
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廣見 剛利
代表取締役社長

20代の頃から、営業会社の組織を率いるかたわら、営業の重要性を認識しながらも、営業の限界について自問自答をし続ける。30代でCRMとSFAに出会いその限界を打破する光が見えつつも、変革しなければならないプロセスの多さに愕然とする。40代に入りマーケティングオートメーションと出会い、見込み客獲得から、見込み客教育、商談化のプロセスの自動化について体現する。商談化前が自動化されることにより、商談後の生涯顧客価値を最大化させるプロセスの見える化、見える化による再現性のある営業組織づくりを実現。同じ悩みをもつ日本企業の解決策を提供すべく、マーケティングデザインを設立。詳しくはこちら

三宅 毅
CMO(最高マーケティング責任者)
2000年半導体部品メーカーに入社。企画部門にて3次元CADの導入などによる業務効率化を成功させる。その後、CAE専門企業に移り、マーケティング活動全般、2008年Salesforce導入プロジェクトに関わる。マーケティングの可能性を追求すべく、2015年にBtoBマーケティング専門エージェンシーにて、Pardotなどの最新のマーケテイングオートメーションツールの導入や各種業界を支援。2017年5月より現職マックスヒルズのCMOとしてマーケティング活動から、会社の生産性向上などHR部門も統括。また、マーケティングデザインの設立にも携わり、中小企業における人材の育成にもつとめている。 Salesforceの導入事例として関連会社のマックスヒルズで掲載されました。詳しくはこちら
柴沼 潤
インサイドセールス・マーケティング担当

2019年のはじめに入社し、Salesforce のEinsteinAnalyticsを活用した分析業務に取り組ませていただいております。ダブルワークしており、フリークライマーとしての活動の傍ら業務に取り組んでおります。マーケティングデザインでは私が取り組んできた分析業務の活用事例を紹介させていただくことで、営業支援ツールの導入・活用に役立つ情報を提供していきたいと考えております。機会があれば私自身の勤務の様子をご紹介させていただくかもしれません。ダブルワーク・テレワークといった勤務スタイルがどのように確立されているかなど、興味がある方々にとって有益な情報を発信できるように頑張ります。