マーケティング ブログ

【第3弾】無料で使える「Hotjar」を活用しよう!無料プランで使い続けるには?

執筆者:原 友香

 

無料プランを出来るだけ長く使いたい...そんな時にオススメ!

  

 

marketing-hotjar-free-tool-website-step3_01「Hotjar」というサイト分析ツールをご存知でしょうか?

サイト訪問者のページ内の動きを、動画やヒートマップで確認できるのです。

さらに、Hotjarのすごいところは、無料でも使えるということ!

今回は、無料プランでも使い続けるポイントをお伝え致します。

前回のブログをご覧になっていない方は、先に第1弾からご覧になることをお薦めします。

   

Hotjar第1弾  <https://www.mk-design.co.jp/blog/2018/08/marketing-hotjar-free-tool-website-01>☚無料で使える「Hotjar」が熱い!Webページでのユーザの動きを可視化

Hotjar第2弾  <https://www.mk-design.co.jp/blog/2018/08/marketing-hotjar-free-tool-website-02>☚無料で使える「Hotjar」を活用しよう!ファネル機能でフォーム改善に挑戦

 

◆目次◆

  1. 【復習】無料プランで出来ることを、おさらいします
  2. 現在までのレコーディング件数を、確認して下さい
  3. 【解決方法の例①】レコーディングの内容を確認し、判断をする
  4. 【解決方法の例②】レコーディング履歴の削除
  5. 無料プランでどこまでHotjarを活用できるか?

 

 

【復習】無料プランで出来ることを、おさらいします

Hotjarで提供される主な機能は8種類で、無料でも使うことが出来ます。

【第一弾】のブログで詳しく記載してありますので、そちらをぜひ参考下さい。

【第一弾のブログ】無料で使える「Hotjar」が熱い!Webページでのユーザの動きを可視化

◆パーソナル「BASIC」無料プラン(2018/7/31時点 公式価格ページより)

  1. ヒートマップ         
  2. レコーディング(録画)    
  3. ファネル機能           
  4. フォーム           
  5. 訪問者への質問・ポップアップ        
  6. チャット式簡易フィードバック 
  7. アンケート調査        
  8. ユーザー調査依頼       

 

ただし、無料プランではいくつか制限があります。その点で注意が必要です。

下記の制限リストを確認しておきましょう。

 

制限リスト

 

1日2000PVまで

●300件までのレコーディング記録 ☚今回はここを解消していきましょう!

ヒートマップは3件まで

...etc

 

無料で使い始めて、必要に応じて、他の有料プランを検討してみるという方法もありますが、

予算も限られているし、出来る限り長く「無料プラン」で使い続けたい…!!!という方も多いと思いますので、

今回は無料プランの制限である300件までのレコーディング記録」について解消していきましょう!

 

 

現在までのレコーディング件数を、確認して下さい

「あれ?おかしいな。最近の日付でレコーディングが取れていないぞ?」

原因として、無料プランでの上限の「300件」に達している可能性があります。

まずは、画面を開いて、現在の件数を確認しましょう。

無料で履歴が残せるのは「300件」までが条件なので、それ以上は記録されません。

 

【注意】レコーディング制限300件の仕組み

 

【複数サイトを登録している場合の注意点】

Hotjar全体で300件となります。

よって、複数サイトの場合は、その数で割った件数が上限となりますので、その点は注意が必要です。

もしサイトを3つ登録している場合、300件を3で割った、各100件までが上限となってしまいます。

 

 

 

【解決方法の例①】レコーディングの内容を確認し、判断をする

レコーディング件数が上限に達した場合、一旦「全削除」をする必要があります。

全削除をしてしまうと、二度と動画を見ることは出来ません。

よって、独断ではなく、社内やチームでよく検討をする必要があります。

運用上、レコーディング履歴を消すことが出来ない場合、プラン設定を見直してみるのも良いと思います!

ここでは、判断基準の一例として、確認ポイントを紹介します。

 

1.確認ポイントの例

 

【確認例】残しておくことが必要なレコーディングが何件あるか

 →【ケースA】数件程度:手動で履歴を残す

   ・レコーディング基本情報のスクショ (例)

marketing-hotjar-free-tool-website-step3_02

   ・ある程度の動画の導線をメモ

    導線例:ブログ数件閲覧⇒問い合わせ⇒サービス紹介⇒ブログ数件閲覧⇒離脱

 

2.確認ポイントの例

 

【確認例】残しておくことが必要なレコーディングが何件あるか

 →【ケースB】手動でまとめられないほど多い場合

  ※社内の運用上、多数のレコーディングの履歴を残しておく必要があれば、プランを上げるのも1つの手段です。

   ページの価格表より、検討してみてはいかがでしょうか。詳しくはこちらの公式価格ページを参考にして下さい。

 

 

 

 

【解決方法の例②】レコーディング履歴の削除

必要なレコーディング記録を、手動で残し終わりましたら、

下記の手順に従って、削除をしていきます。

 

【簡易手順】

①該当のサイトを選択

画面左上のアイコンより、サイトを選択できます。複数管理している場合は、選び間違いがないように気を付けましょう。

marketing-hotjar-free-tool-website-step3_06

 

②左メニューより、「Recordings」タブを選択

③削除するレコーディングを選択

全選択は、上バーの部分でチェックをすると、一括で選択が可能になります。

※本当に削除してよいレコーディングか、再度、確認しましょう。

marketing-hotjar-free-tool-website-step3_05

 

該当サイト、レコーディング内容をよく確認してから、「Delete」で削除

 ※履歴が全部消えますので、ご注意下さい。

marketing-hotjar-free-tool-website-step3_07

 

⑤ レコーディングの設定

無料プランを選択しながら、必要な設定を選択します。

【Recoroding Options】の部分では、下記3つより選択できるので業務にあわせて選択して下さい。

 

【参考】Recoroding Options

 

左から順に、

パターン① クリック&スクロールしたセッションのみ

パターン② 30秒以上のセッションのみ

パターン③ キーストークデータを記録。ホワイトリストフィールドのみ記録される。

詳しくはHotjarの解説をご参考下さい。

 marketing-hotjar-free-tool-website-step3_04

 

⑥レコーディング開始する為、「Start Recoroding Visitors」を押下

marketing-hotjar-free-tool-website-step3_03

 

以上で、新しくレコーディングが開始されます。

 

【実験】レコーディングの一部削除を試してみると..

 

”上限300件ということは、

全件削除でなくても、必要な数件残しておけば、消した件数分が新規で追加されるのでは?”

と思われるかもしれませんが、検証したところ、残念ながらそのようにはならないようです…

もし気になる方がいれば、試してみても良いと思いますが、

おそらく、Hotjarでは、一旦クリアにし、再度「レコーディング」を実行しないと、記録がとれない仕様になっているのかもしれません。

 

 

 

無料プランでどこまでHotjarを活用できるか?

Hotjar編、第3弾、如何でしたでしょうか。

無料プランは便利ですが、長く使い続けるには色々とコツが必要ですね。

無料で使えるツール、ということで試してみても損はありません。

予算と効果の兼ね合いを考え、プランを少しづつ見直すといった選択肢もありです。

Webサイトのマーケティングや分析に、ぜひご活用下さい!次回もお楽しみに!

 

   

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廣見 剛利
代表取締役社長

20代の頃から、営業会社の組織を率いるかたわら、営業の重要性を認識しながらも、営業の限界について自問自答をし続ける。30代でCRMとSFAに出会いその限界を打破する光が見えつつも、変革しなければならないプロセスの多さに愕然とする。40代に入りマーケティングオートメーションと出会い、見込み客獲得から、見込み客教育、商談化のプロセスの自動化について体現する。商談化前が自動化されることにより、商談後の生涯顧客価値を最大化させるプロセスの見える化、見える化による再現性のある営業組織づくりを実現。同じ悩みをもつ日本企業の解決策を提供すべく、マーケティングデザインを設立。詳しくはこちら

三宅 毅
CMO(最高マーケティング責任者)
2000年半導体部品メーカーに入社。企画部門にて3次元CADの導入などによる業務効率化を成功させる。その後、CAE専門企業に移り、マーケティング活動全般、SFA導入プロジェクトに関わる。マーケティングの可能性を追求すべく、2015年にBtoBマーケティング専門エージェンシーにて、Pardot、Marketo、Hubspot、シャノンなどのマーケテイングオートメーションツールの導入や各種業界を支援。Pardotは、日本に入ってきた当初からサポート。 2017年5月より現職のCMOとして紹介キャンペーンツール「 KUCHICO PREMIUM」や 店舗集客支援のマーケティング活動、2018年4月にはインサイドセールスの立ち上げ、ITを駆使した会社の生産性向上などHR部門も統括。また、同時に、中小企業におけるマーケティング支援、SFA支援や構築、人材の育成にもつとめる。Salesforceの導入事例として掲載されました。詳しくはこちら
柴沼 潤
データ サイエンティスト

2019年のはじめに入社し、Salesforce のEinsteinAnalyticsを活用した分析業務に取り組ませていただいております。ダブルワークしており、フリークライマーとしての活動の傍ら業務に取り組んでおります。マーケティングデザインでは私が取り組んできた分析業務の活用事例を紹介させていただくことで、営業支援ツールの導入・活用に役立つ情報を提供していきたいと考えております。機会があれば私自身の勤務の様子をご紹介させていただくかもしれません。ダブルワーク・テレワークといった勤務スタイルがどのように確立されているかなど、興味がある方々にとって有益な情報を発信できるように頑張ります。