執筆者:原 友香
無料プランを出来るだけ長く使いたい...そんな時にオススメ!
「Hotjar」というサイト分析ツールをご存知でしょうか?
サイト訪問者のページ内の動きを、動画やヒートマップで確認できるのです。
さらに、Hotjarのすごいところは、無料でも使えるということ!
今回は、無料プランでも使い続けるポイントをお伝え致します。
前回のブログをご覧になっていない方は、先に第1弾からご覧になることをお薦めします。
☚無料で使える「Hotjar」が熱い!Webページでのユーザの動きを可視化
☚無料で使える「Hotjar」を活用しよう!ファネル機能でフォーム改善に挑戦
- 【復習】無料プランで出来ることを、おさらいします
- 現在までのレコーディング件数を、確認して下さい
- 【解決方法の例①】レコーディングの内容を確認し、判断をする
- 【解決方法の例②】レコーディング履歴の削除
- 無料プランでどこまでHotjarを活用できるか?
【復習】無料プランで出来ることを、おさらいします
Hotjarで提供される主な機能は8種類で、無料でも使うことが出来ます。
【第一弾】のブログで詳しく記載してありますので、そちらをぜひ参考下さい。
【第一弾のブログ】無料で使える「Hotjar」が熱い!Webページでのユーザの動きを可視化
◆パーソナル「BASIC」無料プラン(2018/7/31時点 公式価格ページより)
- ヒートマップ
- レコーディング(録画)
- ファネル機能
- フォーム
- 訪問者への質問・ポップアップ
- チャット式簡易フィードバック
- アンケート調査
- ユーザー調査依頼
ただし、無料プランではいくつか制限があります。その点で注意が必要です。
下記の制限リストを確認しておきましょう。
●1日2000PVまで
●300件までのレコーディング記録 ☚今回はここを解消していきましょう!
●ヒートマップは3件まで
...etc
無料で使い始めて、必要に応じて、他の有料プランを検討してみるという方法もありますが、
予算も限られているし、出来る限り長く「無料プラン」で使い続けたい…!!!という方も多いと思いますので、
今回は無料プランの制限である「300件までのレコーディング記録」について解消していきましょう!
現在までのレコーディング件数を、確認して下さい
「あれ?おかしいな。最近の日付でレコーディングが取れていないぞ?」
原因として、無料プランでの上限の「300件」に達している可能性があります。
まずは、画面を開いて、現在の件数を確認しましょう。
無料で履歴が残せるのは「300件」までが条件なので、それ以上は記録されません。
【複数サイトを登録している場合の注意点】
よって、複数サイトの場合は、その数で割った件数が上限となりますので、その点は注意が必要です。
もしサイトを3つ登録している場合、300件を3で割った、各100件までが上限となってしまいます。
【解決方法の例①】レコーディングの内容を確認し、判断をする
レコーディング件数が上限に達した場合、一旦「全削除」をする必要があります。
全削除をしてしまうと、二度と動画を見ることは出来ません。
よって、独断ではなく、社内やチームでよく検討をする必要があります。
運用上、レコーディング履歴を消すことが出来ない場合、プラン設定を見直してみるのも良いと思います!
ここでは、判断基準の一例として、確認ポイントを紹介します。
【確認例】残しておくことが必要なレコーディングが何件あるか
→【ケースA】数件程度:手動で履歴を残す
・レコーディング基本情報のスクショ (例)
・ある程度の動画の導線をメモ
導線例:ブログ数件閲覧⇒問い合わせ⇒サービス紹介⇒ブログ数件閲覧⇒離脱
【確認例】残しておくことが必要なレコーディングが何件あるか
→【ケースB】手動でまとめられないほど多い場合
※社内の運用上、多数のレコーディングの履歴を残しておく必要があれば、プランを上げるのも1つの手段です。
ページの価格表より、検討してみてはいかがでしょうか。詳しくはこちらの公式価格ページを参考にして下さい。
【解決方法の例②】レコーディング履歴の削除
必要なレコーディング記録を、手動で残し終わりましたら、
下記の手順に従って、削除をしていきます。
【簡易手順】
①該当のサイトを選択
画面左上のアイコンより、サイトを選択できます。複数管理している場合は、選び間違いがないように気を付けましょう。
②左メニューより、「Recordings」タブを選択
③削除するレコーディングを選択
全選択は、上バーの部分でチェックをすると、一括で選択が可能になります。
※本当に削除してよいレコーディングか、再度、確認しましょう。
④該当サイト、レコーディング内容をよく確認してから、「Delete」で削除
※履歴が全部消えますので、ご注意下さい。
⑤ レコーディングの設定
無料プランを選択しながら、必要な設定を選択します。
【Recoroding Options】の部分では、下記3つより選択できるので業務にあわせて選択して下さい。
左から順に、
パターン① クリック&スクロールしたセッションのみ
パターン② 30秒以上のセッションのみ
パターン③ キーストークデータを記録。ホワイトリストフィールドのみ記録される。
⑥レコーディング開始する為、「Start Recoroding Visitors」を押下
以上で、新しくレコーディングが開始されます。
”上限300件ということは、
全件削除でなくても、必要な数件残しておけば、消した件数分が新規で追加されるのでは?”
と思われるかもしれませんが、検証したところ、残念ながらそのようにはならないようです…
おそらく、Hotjarでは、一旦クリアにし、再度「レコーディング」を実行しないと、記録がとれない仕様になっているのかもしれません。
無料プランでどこまでHotjarを活用できるか?
Hotjar編、第3弾、如何でしたでしょうか。
無料プランは便利ですが、長く使い続けるには色々とコツが必要ですね。
無料で使えるツール、ということで試してみても損はありません。
予算と効果の兼ね合いを考え、プランを少しづつ見直すといった選択肢もありです。
Webサイトのマーケティングや分析に、ぜひご活用下さい!次回もお楽しみに!
☚無料で使える「Hotjar」が熱い!Webページでのユーザの動きを可視化
☚無料で使える「Hotjar」を活用しよう!ファネル機能でフォーム改善に挑戦