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【TIPS】Salesforceで活動コンポーネントを新規追加・レイアウトを変更するには?

執筆者:原 友香

TELなど活動履歴を残す方法をご紹介します

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こんにちは!マーケティングデザインの原です。

本日はSalesforceの活動コンポーネントのレイアウト変更・新規追加についてご紹介します!

TELやお客様とのコミュニケーション履歴を残すはCRMにとって大切です。

活動コンポーネントを使いこなしていきましょう!

 ◆目次◆

  1.  【おさらい】活動コンポーネントとは何か?
  2. 【STEP1】グローバルアクションを新規作成
  3. 【STEP2】作成したグローバルアクションのレイアウト変更
  4. 【STEP3】作成したグローバルアクションのレイアウト割当
  5. 【STEP4】表示確認&最終テストをしよう
  6. 【レポート化】活動履歴を一覧で確認し、チームで共有
  7. まとめ

 【おさらい】活動コンポーネントとは何か?

活動コンポーネントとは、Lightningレコードページに表示できる活動専用の標準コンポーネントを指します。

出来上がりイメージはこのようになります。

【イメージ画像】marketing-salesforce-activity-layout_12

今回はブログで、フォローアップ履歴用の新規タブを活動の中に入れていく流れを説明します!

活動の内容を記録し、保存し記録したものは、その下のタイムラインに追加されます。

【イメージ画像】

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タイムラインに表示されているリンクをクリックすると、下記のように行動レコードを参照することが出来ます。

【イメージ画像】
marketing-salesforce-activity-layout_08

※レコードタイプを指定することで、レコード作成時のレイアウトも分けることが可能です。

今回は上記のように、新規の活動コンポーネント(例:フォローアップ用)を追加設定していきましょう!

 

新規グローバルアクション作成経緯
新規グローバルアクションの追加検証した経緯を紹介します。

弊社では今、Einsteinで算出した予測スコアに基づき、既存顧客に対してフォローアップをする取り組みをしています。
そのフォローアップ履歴を残していくにはどうしたらよいか模索していました。
設定を検証していく中でこのやり方を知ったので、今回TIPSブログを作成しました。

Einstein予測に興味がある方はこちらをぜひ下記ブログをご参考下さい👇

★【AI予測の時代】SalesforceのEinstein予測ビルダーのパイオニアプログラムに参画中
★【AI予測の時代】Einstein予測ビルダー活用の10ステップ~準備編~

【STEP1】グローバルアクションを新規作成

グローバルアクションで新規作成し、オブジェクトのレイアウトに追加する事によって表示が可能になります。
まずは設定から、新規グローバルアクションを作成します。

【場所】設定>グローバルアクション

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新規アクションを押下し、各種設定をします。

活動を保存した後のポップアップメッセージの指定も可能です。

(※下記設定内容は例です。希望の設定をご指定下さい。)

【イメージ画像】marketing-salesforce-activity-layout_07

名前ラベルは既存で準備されているものもありますが、今回は「標準の表示ラベル種別」を「なし」にして、

「表示ラベル」でオリジナル名(フォローアップ履歴)を入力しました

※ここでレコードタイプを設定し、レコード作成時のレイアウトを切り分けることが出来ます。

【STEP2】作成したグローバルアクションのレイアウト変更

次は項目の表示などレイアウトの変更を行っていきましょう。

【場所】設定>グローバルアクションの画面で「レイアウト」をクリックします。

marketing-salesforce-activity-layout_14

その後、下記ような画面に遷移します。
ドラック&ドロップで項目の入れ替え(追加・削除)や、順番などレイアウトを調整しましょう。

【イメージ画像】

marketing-salesforce-activity-layout_09

 

【STEP3】作成したグローバルアクションのレイアウト割当

オブジェクトのレイアウトに追加する事で、今回作成した新規グローバルアクションの表示が可能になります。

【場所】設定>表示させたいオブジェクト(例:取引先)>ページレイアウト

【イメージ画像】

marketing-salesforce-activity-layout_11

ページレイアウトの「 モバイルおよび Lightningのアクション」から追加したいグローバルアクションを選択し、

設置したい場所に追加します。

今回は「活動履歴」「メール」の右横に出したかったのでこちらに追加しました。

【STEP4】表示確認&最終テストをしよう

グローバルアクションが該当箇所に反映されているか、最後に確認をしましょう。

また併せて、活動を保存した際に、今回の場合ですと、行動のレコードが作成されているかの確認も必要です。

marketing-salesforce-activity-layout_12

上記のように、新規で追加されたことが確認できました。

グローバルアクションの設定変更によって、既存の「活動の記録」「メール」のレイアウトを変更すること、今回のように新規のアクションを作成出来る事が分かりました。とても便利な機能ですね!

 

【レポート化】活動履歴を一覧で確認し、チームで共有

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上記はDEMOレポートになりますが、このようにレポート化し、フォローアップTELの履歴を確認することが可能です。

TELコールステータス等を追加することで、それが商談化につながったのか、興味を持っていただいている段階なのかを確認することが出来ます。

活動の履歴をレポーティングできると、チーム共有においても便利かと思いますので、ぜひレポート化にも取り組んでみて下さい。

まとめ

今回のTIPSブログ、如何でしたでしょうか?既存のグローバルアクションのレイアウトを変更することも出来ますし、今回のように新規でオリジナルのものを作成することも可能です。

Lightningの素敵な機能なので、ぜひ活用してみては如何でしょうか?

マーケティングデザインでは、Salesforceをはじめとして活用のご相談も受け付けておりますので、ぜひ気軽にご連絡下さい。

どんな小さな質問・ご相談でも構いません。まずは気軽にご相談ください。
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廣見 剛利
代表取締役社長

20代の頃から、営業会社の組織を率いるかたわら、営業の重要性を認識しながらも、営業の限界について自問自答をし続ける。30代でCRMとSFAに出会いその限界を打破する光が見えつつも、変革しなければならないプロセスの多さに愕然とする。40代に入りマーケティングオートメーションと出会い、見込み客獲得から、見込み客教育、商談化のプロセスの自動化について体現する。商談化前が自動化されることにより、商談後の生涯顧客価値を最大化させるプロセスの見える化、見える化による再現性のある営業組織づくりを実現。同じ悩みをもつ日本企業の解決策を提供すべく、マーケティングデザインを設立。詳しくはこちら

三宅 毅
CMO(最高マーケティング責任者)
2000年半導体部品メーカーに入社。企画部門にて3次元CADの導入などによる業務効率化を成功させる。その後、CAE専門企業に移り、マーケティング活動全般、2008年Salesforce導入プロジェクトに関わる。マーケティングの可能性を追求すべく、2015年にBtoBマーケティング専門エージェンシーにて、Pardotなどの最新のマーケテイングオートメーションツールの導入や各種業界を支援。2017年5月より現職マックスヒルズのCMOとしてマーケティング活動から、会社の生産性向上などHR部門も統括。また、マーケティングデザインの設立にも携わり、中小企業における人材の育成にもつとめている。 Salesforceの導入事例として関連会社のマックスヒルズで掲載されました。詳しくはこちら
柴沼 潤
インサイドセールス・マーケティング担当

2019年のはじめに入社し、Salesforce のEinsteinAnalyticsを活用した分析業務に取り組ませていただいております。ダブルワークしており、フリークライマーとしての活動の傍ら業務に取り組んでおります。マーケティングデザインでは私が取り組んできた分析業務の活用事例を紹介させていただくことで、営業支援ツールの導入・活用に役立つ情報を提供していきたいと考えております。機会があれば私自身の勤務の様子をご紹介させていただくかもしれません。ダブルワーク・テレワークといった勤務スタイルがどのように確立されているかなど、興味がある方々にとって有益な情報を発信できるように頑張ります。