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【手軽にAI活用も】Einstein Searchを有効化!Einsteinで検索をスマート化に

執筆者:原 友香

お手軽にAIを◎Einstein Searchで検索効率UP

Einstein_Search_01

こんにちは!マーケティングデザインの原です。

今回は手軽に使える検索スマート化機能、Einstien Search(Einstein検索)についてご紹介します。

有効化することで、画面遷移の回数が減り、クリックで情報をたどる煩わしさが軽減すると思います!

設定も簡単。有効化して使いたいユーザに割当すればすぐに使えますよ!

 

◆目次◆

  1. Einstein Search(Einstein検索)とは?
  2. Einstein Search(Einstein検索)を有効化するとどうなる?
  3. 設定方法①Einstein Searchを有効化する
  4. 設定方法②権限セット作成
  5. 設定方法③権限セットのシステム権限
  6. 設定方法④割当するユーザを設定
  7. 【注意点】割当ユーザには有効化のアナウンスを
  8. 【まとめ】有効化後の感想

Einstein Search(Einstein検索)とは?

Einstein_Search_01Salesfroceのグローバル検索が進化したEinstein search(Einstein検索)をご存知でしょうか?

下記のように、検索の小ウィンドウの時点で簡易詳細を見ることが出来ます。以前より情報をGETする為のクリックや、画面を遷移回数が減りました。

Einstein_Search_02

英語の動画になりますが、イメージをもって頂くにはちょうどよい動画だと思いますのでぜひご参考に!
※自動翻訳にはなりますが、右下の歯車マークの字幕設定で「日本語」にして見ることも可能です。

 

 

パーソナライズされた検索結果を使用した生産性の向上、
プロファイル固有の検索結果レイアウトを使用したプロファイルの強化といったリリース発表もありました。詳しくは下記ご参考下さいませ。

 


Salesforce Winter '20 リリースノート 抜粋パーソナライズされた検索結果を使用した生産性の向上 (ベータ)
Salesforce での作業の進め方に合わせて検索結果を調整することですばやく検索できるようにするために、検索のパーソナライズが実装されました。地理的な場所、業界、状況、製品エリア、人を含めて、最も重要な項目に基づいた検索結果によって、目的の結果がすばやく見つかります。

プロファイル固有の検索結果レイアウトを使用したプロファイルの強化 (ベータ)
検索結果には最も重要なものが表示される必要があります。営業担当の場合、取引先所有者と業種を知ることが不可欠です。サービス担当の場合、取引先のサポートレベルが重要な情報です。プロファイル固有のレイアウトを使用すると、組織内の一意のプロファイルごとにオブジェクトの検索結果レイアウトを微調整できます。プロファイル固有のレイアウトは、カスタマイズ可能なレイアウトがあるオブジェクトでのみサポートされます。プロファイル固有のレイアウトが割り当てられていないユーザには、デフォルトの検索結果レイアウトが表示されます。

詳細はこちら👉https://releasenotes.docs.salesforce.com/ja-jp/winter20/release-notes/rn_search.htm

 

Einstein Search(Einstein検索)を有効化するとどうなる?

今回、Einstein Search(Einstein検索)を【有効化】することによって、今まで無かった、

パーソナライズされた検索の小ウィンドウが立ち上がります。

小ウィンドウ、ずっと出っぱなしではないですよ!検索をクリックした際に出るようになります。

Einstein_Search_01

興味がありましたら、具体的な設定方法①~④で解説します。

Salesfroceシステム管理者で、設定等慣れている方なら、30分もあれば十分だと思います。

■STEP①Einstein Searchを有効化する

■STEP②権限セット作成

■STEP③権限セットのシステム権限

■STEP④割当するユーザを設定 (※有効化する場合は該当ユーザにアナウンスして下さいね!)

 


Salesforceヘルプサイト 抜粋英語版ですが、ぜひ参考に!
詳細はこちら👉https://help.salesforce.com/articleView?id=search_einstein_setup.htm&type=5

設定方法①Einstein Searchを有効化する

Einstein_Search_03

①Salesfroceの設定画面からクイック検索で「Einstein Search」を検索

②「検索設定」を選択

③Step1の「パーソナライズされた検索結果をすべてのユーザが取得します。(ベータ)」にチェックを入れる

設定方法②権限セット作成

Einstein_Search_04

①Salesfroceの設定画面からクイック検索で「権限セット」を検索

②「新規」ボタンを押下し、新規作成する

③名前は分かりやすいように「Einstein Search」とする (※上記図参考)

④ライセンス「Einstein Search」を選択

設定方法③権限セットのシステム権限

Einstein_Search_05

①下記3つをチェックし保存

Einstein Search

・Einstein Search レコードのプレビュー

・対話形式のクエリに基づく Einstein Search 結果

設定方法④割当するユーザを設定

Einstein_Search_06

①権限セットの「割り当ての管理」クリック

②「割り当てを追加」で、EinsteinSearch(Einstein検索)を利用するユーザを選択

こちらで設定は完了です!!その後、表示の変化をご確認下さい。

【注意点】割当ユーザには有効化のアナウンスを

当たり前かもしれませんが、気をつけることです。割当ユーザには、Einstein Searchの画面が変わることをアナウンスして下さい。

といいますのも、Salesfroceで業務をする上で【検索機能】は高い頻度で使われています。

検索キーワード等、もしかしたら独自のやり方が決まっている方もいらっしゃるかもしれません。

なので、通常業務に差し障りがないように、きちんと有効化するユーザに対してはアナウンスをしましょう。

【まとめ】有効化後の感想

2020年6月時点でベータ版ですが、個人的にはSalesfroceの検索効率がかなり上がったと思います。

2、3回画面遷移をしていたのが、クリック1回で済んだりしますし、「あの人の電話番号だけすぐ知りたいんだよなー!」といった際も、小ウィンドウですぐ見えます。

リードの画面まで行って…ということが無くなりました。チームメンバーからの評判も良いですのでオススメです!

下記、関連ブログもぜひご参考に♪

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廣見 剛利
代表取締役社長

20代の頃から、営業会社の組織を率いるかたわら、営業の重要性を認識しながらも、営業の限界について自問自答をし続ける。30代でCRMとSFAに出会いその限界を打破する光が見えつつも、変革しなければならないプロセスの多さに愕然とする。40代に入りマーケティングオートメーションと出会い、見込み客獲得から、見込み客教育、商談化のプロセスの自動化について体現する。商談化前が自動化されることにより、商談後の生涯顧客価値を最大化させるプロセスの見える化、見える化による再現性のある営業組織づくりを実現。同じ悩みをもつ日本企業の解決策を提供すべく、マーケティングデザインを設立。詳しくはこちら

三宅 毅
CMO(最高マーケティング責任者)
2000年半導体部品メーカーに入社。企画部門にて3次元CADの導入などによる業務効率化を成功させる。その後、CAE専門企業に移り、マーケティング活動全般、2008年Salesforce導入プロジェクトに関わる。マーケティングの可能性を追求すべく、2015年にBtoBマーケティング専門エージェンシーにて、Pardotなどの最新のマーケテイングオートメーションツールの導入や各種業界を支援。2017年5月より現職マックスヒルズのCMOとしてマーケティング活動から、会社の生産性向上などHR部門も統括。また、マーケティングデザインの設立にも携わり、中小企業における人材の育成にもつとめている。 Salesforceの導入事例として関連会社のマックスヒルズで掲載されました。詳しくはこちら
柴沼 潤
インサイドセールス・マーケティング担当

2019年のはじめに入社し、Salesforce のEinsteinAnalyticsを活用した分析業務に取り組ませていただいております。ダブルワークしており、フリークライマーとしての活動の傍ら業務に取り組んでおります。マーケティングデザインでは私が取り組んできた分析業務の活用事例を紹介させていただくことで、営業支援ツールの導入・活用に役立つ情報を提供していきたいと考えております。機会があれば私自身の勤務の様子をご紹介させていただくかもしれません。ダブルワーク・テレワークといった勤務スタイルがどのように確立されているかなど、興味がある方々にとって有益な情報を発信できるように頑張ります。